2006年07月02日(日) |
細そう〜長ごう〜淡々と、 |
梅雨本番の雨模様の日やった。今日も「お湯屋(銭湯)」で90歳過ぎのばぁさまに会うた。コロコロ買い物手押しクルマにお風呂グッツを入れて来はる。このあいだ道で会うて「こんにちわ!」て云うたら「いやぁ〜こんにちわ!」て元気に挨拶してくれはって、びっくりしたんは買い物手押しクルマを押して歩いて行かはる速度が速い! チャッチャッチャッチャのごとく・・・。ばぁさまは「お湯屋はん」では、いつものとおりお風呂グッツもって入って来はって座らはるところも大体きまってる。洗わはる順番、時間、も同んなじ、湯船に入らはるのも、いつも電気風呂に二回入らはる。ほんま気分良さそうに(極楽、極楽、の顔)で入ったはる。・・・ながめながら、ばぁさまの90?年、自分の身の丈に合うた生き方、淡々とした安らぎ、この京都、西陣辺りの、いつの時代でも自立して生きていってはる、ばぁさまの女性の人生の歳月・・・「毎日淡々と過ぎ行く変わりばえのない平凡なんが、実はしあわせの本質や」と、ある本で読んだけど、ほんまやなぁ〜と、細そう〜長ごう〜に願う「しあわせ・・・」についてちょっと思うた。 近くにあると どうってことないのに 遠く離れると 大きく見えてくるもの
ってなに?
それがまさに、
「しあわせだ。」
と、書いてあったんを思いだした・・・。
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