2006年05月19日(金) |
あの言葉どこいったんやろ、 |
町内会の今年の役は赤十字協力募金集めになった。 これは強制でなく心出しなんで、集金に回るんやが、お留守のところも多々あるんで、なかなかいっぺんには集まらへん。先日向かいの家に回って行った時、ちょうど向かいの家の小学校2年生になる坊やが学校から帰ってきはった。「ただいまぁ〜」ていつも元気な坊やで、ちょうど向かいのご主人がいてはって、「わたしらの時は友達の処やら、よそさんに遊びに寄せてもろて、帰りしなには ’おやかまっさんでした’言うて帰ってきましたなぁ」て言うたはって、「ほんまそうでしたなぁ〜」と、「それから外に出て行く時は、’おはようお帰りやす’て言うてましたなぁ〜」と「ほんま、今はそんなん、あんまり聞かんようになりましたなぁ」と、そやなぁ京都の日常の言葉も変わってきてるんやなぁ思うた。そやけど昔の言葉のほうが、何か気使い、気配り、みたいな情緒があって好いように思うけど・・・、あんな言葉どこにいってしもたんやろ思う。そうそうこの頃カラーコーディネイトの感覚で曼陀羅の仏さんの色の意味を調べてみた。密教曼陀羅の中の金剛界5仏のそれぞれ違った色の意味は。 *白色の大日如来は、すべての色を総合した、無色透明を表している。すな わち、「大宇宙そのもの」を表している。 *黒色の阿閃如来は「怒り」を表す。 *黄色の宝生如来は「豊饒」を象徴している。 *赤色の阿弥陀如来は「衆生救済の情熱」を表している。 *青色の不空成就如来は「必ず目的を達成させることを その願いとしている仏の行動力」を示している。 それから五行思想、宇宙の森羅万象を表す 「木、火、土、金、水」での色彩は、 *木「青(藍)」東、春、 青龍、 *火「赤(紅)」南、夏、 朱雀 *土「黄(瑠黄)」中央、土用、黄龍、 *金「白(縹)」西、秋、 白虎 *水「黒(紫)」北、冬、 玄亀 となっている。これにより昔からの色の何らかの重大なパワー、感覚的意味の考え方というのもが分かるような気がしてくる、が・・・。
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