広島と札幌の歩き方。 | 戻 : 進 : 目次 : 手紙 |
2003年02月17日(月) |
マサチューセッツ工科大 |
数学者の藤原正彦。 数学離れが進む日本においては、 貴重な存在ではないか。 ----- 天才とは、数億人の中から1人という確立論ではなく、 決まった条件の場所に現れるものである。 ひざまずく文化の国、 万人が魅了する景色のある国。 インドでは、バラモン(ヒンドゥー)教。 日本では、仏教。 イギリスでは、歴史にひざまずく。 日本人は個性がないと言う論者には、こうも言う。 数学者の関孝和、松尾芭蕉は、1000年に1人の天才。 狩野永徳を代表とする、桃山時代の絵師に至っては、 ミケランジェロ級がゴロゴロいる。 ----- 著書も多数、出版されているので、 数学嫌いの方には是非、ご一読。 ちなみに、秀才と凡才の区別は、私にも出来る。 題名を『マサチューセッチュ』と読んだなら、 立派な凡才だ。 |