せきねしんいちの観劇&稽古日記
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9月28日(月) 午後と夜間で、「短編連続上演」と「時はおもちゃ箱に詰めこんで」の稽古、それぞれ二回目。 今日は立ち稽古。 稽古場にバミリをしてもらって、どんどん立っていく。 短編は、舞台上の二重の向きをまず変更。 3本の短編を一本ずつ、違う味わいのものにしていく。 俳優さんたちにお願いする、セリフ以外のことが盛りだくさん。 セリフもト書きも全く違う書かれ方をしたものを次々と演じていく俳優さんたちの、体と心のバネを頼りに思い切ったことをどんどん、繊細なことをていねいに演じていってもらう。 今日は、「こんなことをお願いします」ということを伝えて、まずはやってみてもらう日。 おお、そうなるかと納得したところ、変更を決めたところなどなど。 3本の全体像は見えたかな? 夜は「時はおもちゃ箱に詰めこんで」。 二時間弱の上演時間が予想される作品。 半分までいけたらいいなと思っていたのだけれど、9割方動きの確認と演出を終えることができた。 のりのりで演じてくれた俳優のみなさんに感謝。 にしやんこと西田夏奈子さんの無から有を生み出すその圧倒的な力がすさまじい。 太陽のように暖かな熱と光を発しつづけてくれている。 次回はラストのちょっとだけ大がかりな演出を試してみようと思う。
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