せきねしんいちの観劇&稽古日記
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鳥井さんが来てくださって、衣装の確認。 新しく用意してくれた袖無羽織の裏地、羽裏をもう少し地味なものに変更するとのこと。 今は、紅い襦袢地のいかにも花魁あがりのお妾さんが着ていそうなかんじのもの。 新しい羽裏は童の模様。養子をもらって、うれしさのあまり涙ぐむこの人にはいかにも似つかわしい。 羽織を脱ぐのは、最後の場面のみ裏地が客席からどれだけ見えるかは微妙なところ。 でも、そんな心遣いをしてくれるのがとてもうれしい。 稽古は今日も、2回の通し。 この間やってみて、やっぱりやめましょうということになった髪を切る段取りを元にもどして、それでも、ラストの気持ちの変化を自分なりにきちんとたどってみた。 稽古終了後、稽古場の移動のための撤収。 このところの稽古場ギャラリーΧから、おとなりのコミューンΧの洋室へ移動。 バミリをとって、パーテーションでつくった仮設の着替え部屋、小道具、衣装をかたづける。 部屋の中央に大きな柱のある、いつものギャラリーΧに戻して、今日は解散。
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