せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2001年12月19日(水) |
フライングステージ稽古 |
今日も台本のつづきを持っていく。 松子夫人とその母お園が出会う場面。テレビのオンエアーでは一番カットになるシーンだ。 高峰三枝子と原泉(!)が渋い芝居をしてる。 今回の脚色(?)では、人数と時間の都合で、大滝秀治がやってた大山神主がいないので、そのへんの話を全部、お園にしゃべってもらう。 それから、佐智が湖で珠世を誘拐(?)して空き屋敷へ連れて行き、乱暴しようとする場面。 そこを、本当の佐清(みんな、話は知ってるからいいよね、バラしても)が助ける場面。 そして、「琴」にまつわる佐智殺しの場面。 なんて盛りだくさんなの!! 今日も代役代役で一度通して読んでから、細かく立ち稽古をしていく。 うそです。大ざっぱにでした。 ただでさえ、「激安満載」の「贋作・犬神家の一族」ですが、この佐智殺しの場面は、書いてるときも「トホホ」なかんじだったんだけど、実際にやってもらったら、もう「安すぎ!」ってかんじでした。 かなり満足(笑)。 一体、どんな「琴」にまつわる殺しなのか、お楽しみにね。 ちなみに、思いついたのは、うちのノグとアルピーナさんです。僕じゃありませんから。 あとはもう一人、佐清を殺して、湖につっこめばいいだけ。 ゴールは見えてきたってかんじかな。
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