せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2001年12月01日(土) 劇場予約 「VOICE」

 朝から、東京ウィメンズプラザの予約に行く。
 「VOICE」の仕込みは、途中からの参加。
 みんなには、11時頃までには行きますと連絡済み。
 9時から先着順に番号をもらった、10時に抽選。
 さすがにウィメンズプラザ、予約に来てるのは、みんな女の人ばかり。ていうか、おばさんがいっぱい。
 9時過ぎから、ずっと会議室にいたので、次々やってくるいろんな人達を見てることになった。
 こういう手続きに慣れてないのか、館の人は応対に追われてる。ていうか、それもまた
「おばさんよねえ」ってかんじ。
 ホール受付の番号は2番目。
 で、2番目に抽選器(ガラガラって回すヤツ!)を回したら、「1」が出ました。
 1番最初に、希望の日程を申し込める!! やった!!
 で、6月10日から15日までの6日間を予約しました。
 ほんとは日曜日も借りたかったんだけど、すでに東京都or館の行事が入っててだめ。
 もっとも、日曜日は「夜間」の枠が借りられないので、1回公演分減っただけ。
 手続きを済ませて、「VOICE」会場の四谷区民ホールへ。
 表参道から、銀座線で赤坂見附、丸の内線に乗り換えて新宿御苑前なんだけど、赤坂見附で丸の内線を乗り間違えてしまい、国会議事堂前まで行ってしまう。
 今日もなんだかいっぱいいっぱいになってるみたいなので、深呼吸をして、戻る。
 四谷区民ホールには、11時過ぎに到着。
 「VOICE」のリハーサルに参加する。
 僕は、一昨年から、舞台監督としてお手伝いをしている。
 去年は、荒くんと一緒に「ぷれいす東京」の演し物として芝居をやったんだけど、今年は裏方のみ。
 「どうなるかわからなかった」一昨年から、出演者もスタッフもどんどん場慣れしてきて、さくさくと進行。
 去年も一緒だったマミーと早瀬くん、それに今年初めてのフッチー、細川くんにも、一緒に働いてもらう。
 荒くんと音響のプロのガンちゃん、それに僕という3人チームは、指示系統が混乱しそうだったけども、途中でちょっと話して、分担をしっかりしてからは、無敵! この調子なら、超さくさくはかどるわ!
 と思いきや、リハーサルの時間に遅刻してくる出演者が続出。
 キレそうになるのを、ぐっとこらえて、お昼休みの時間を繰り上げたり、3時過ぎに10分休憩をとってみたりと、やりくりしていく。
 みんなで、少ない時間を大事に使わなきゃいけないんだから、遅刻はだめだよ。
 5分遅れてきたSくんに(タクってきたんだって。でも、もう一人はまだ連絡もつかない状態)、「休憩時間をずらしたので、あなたたちのリハーサルは12時45分から」と伝えたところ、「なあんだ」と言われたので、「あんたたちが来ないからでしょ!」と怒鳴る。
 あ、やっぱりキレてました……。
 話を聞いて、段取りを決めて、小屋のスタッフさん(照明、音響、小屋付きの舞監の山田さん)に伝えて、「じゃあ、やってみよう」というふうになったとき、出演者に「あ、でも、幕の前に登場して始まるのはどうかな?」と言われたのを、即座に「ダメ! オープニングだから、それはできません!」と答える。
 後から聞いたんだけど、僕はかなり「コワかった」らしい。
 そういうつもりはないんだけど。
 ウソです。コワさは演出してました。
 僕の役は、舞台監督。出演者みんなのやりたいことを聞いて、それを小屋付きのスタッフさんに伝えて、無事にそのとおりできるようにしなくてはいけない。しかも、時間通りに。
 僕が怒っておけば、小屋のスタッフさんを怒らせることはないからね。
 そういう役回りだから。
 リハのスケジュールがおした分は、去年もやっぱりそうだったように、最後にリハをしたべーすけさんにしわよせ。
 ほんとに申し訳ない。
 で、あたふたと本番。
 今年は、立ち見も出る盛況。よかった、よかった。
 いろいろトラブルが続出して、第一部の終了時に20分押し!!
 本番でも、べーすけさんに甘えて、最終的に10分押しまで縮めてもらう。
 出演者全員の合同演奏、「どんなときも」で、誰がはじめたんでもなくて、自然にみんなが揺れはじめたのを見たとき、もうじき終わりっていうのもあったんだけど、ほっと感動したなあ。
 今年は、打ち上げにもちゃんと参加。
 みんなでわいわい飲んで、かなり酔っぱらう。
 四谷区民ホールを出たのが10時だったので、鍋茶屋には立ち寄らず。
 荒くんと新宿まで帰る道すがら、ダンナこと前田くんと会う。
 高円寺に戻って、高市氏に、報告。
 ダウンする。


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