せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2001年11月29日(木) 「夜曲」最後の稽古

 「夜曲」最後の稽古。
 今日は、上村くんと優希ちゃんが都合でいない。
 山崎くんも制作のあれこれで最初の顔を出して、慌ただしく出ていく。
 衣裳の鳥井さんが、桜澤さんの衣裳を「作って」きてくれる。
 ちょうどいい布がなくって、古着のパンツをばらしてつくってくれたそうだ。
 動きやすそうで、とってもいいかんじ。
 今日は、まず通してもらう。
 昨日のダメ出しを軽く確認してね。
 と、なかなかいいかんじに通った。
 ダメ出しの後、今度は、全体のピークがどこかとか、そういうことを話してみる。
 短い芝居だけれど、だからこそ、山があって、谷があって……ということをちゃんと考えないとね。
 むちゃくちゃいいテンポで運んでいるようでも、終わってみれば、そんなに時間は変わらない。
 やりとりがはずんでる分だけ、余計、楽しい。
 二度目の通しをしてみる。
 一番の山場で、桜澤さんが「もう一段あがる」ところを、逆に「下げて」しまう。
 表現として、それはアリなんだけど、場面としては、もったいない。
 どんどん上がっていって、「それでどうなるのか?」っていうのが、おもしろいんだから。
 「怖がらなくていいから、行っちゃって」と話す。
 二度目の通しの途中で、山崎くんが、森下さんを連れて戻ってくる。
 森下さんは、本番が仕事で見れないそう。
 ちょっとでも見てもらえてうれしい。
 あたふたと片づけて今日はおしまい。
 明日は、朝から小屋入りだ。


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