せきねしんいちの観劇&稽古日記
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今日も自転車で稽古場へ。 鷺宮まで、約30分。 このあいだ初台まで行ってしまってから、ずいぶんとラクにあちこち行ってしまえるようになった。 中杉通りというのは、中野と杉並をつないでるからそういう名前なんだと、はじめて気付く。今更ってかんじだけども。 稽古は、昨日の続きをさくさくと。 オープニングと違って、ちゃんとしたやりとりが続くので、どんどん出来ていく。 テニスやバレーボールの芝居がおもしろいように、二人の役者のやりとり自体がおもしろい、そんな芝居にしてほしいと話す。 これは、こないだの「コペンハーゲン」を見て、考えるようになったことだ。 桜澤さんには、今日もたくさん動いてもらう。 昨日の稽古では、頭ではわかってるんだけど出来なくて、ずいぶん悩んでたみたいだけど、今日はしっかりしたもん。 セリフが先にあるんじゃなくて、まずカラダがあって、その後で言葉がついてくるような芝居をしてほしいとお願いする。 これはなかなか難しいことだ。 自分にはできないことをやってもらう。 そして、それがどんどんできてくるのを見ているのは、とっても嬉しく、そして感動的だ。 今日もたくさん感動させてもらった。 帰り道、上村くんと二人で阿佐谷の駅まで、自転車で一緒に帰る。 こんな風に自転車で連れ立って(?)走るのは、高校の時以来だと思う。 僕の折り畳み自転車はやっぱりスピードの点では、かなりトロいもんだと気が付く。 そりゃそうだよね。 エレベーターに人が乗ってしまったので、今日は、畳んだ自転車を階段で部屋まで上げる。 前ほど、重くない気がするのは、重さに慣れたからだと思う。 決して、鍛わったわけじゃない(たぶん)。 体重もほとんど変わってないし。 ただ、指輪がずいぶんゆるくなった。 くるくる回るようになって、時々邪魔な気がするように。 指から痩せるっていうのも、どうなんだろうか……?
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