せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2001年11月17日(土) 「夜曲」稽古

 今日も自転車で稽古場へ。
 鷺宮まで、約30分。
 このあいだ初台まで行ってしまってから、ずいぶんとラクにあちこち行ってしまえるようになった。
 中杉通りというのは、中野と杉並をつないでるからそういう名前なんだと、はじめて気付く。今更ってかんじだけども。
 稽古は、昨日の続きをさくさくと。
 オープニングと違って、ちゃんとしたやりとりが続くので、どんどん出来ていく。
 テニスやバレーボールの芝居がおもしろいように、二人の役者のやりとり自体がおもしろい、そんな芝居にしてほしいと話す。
 これは、こないだの「コペンハーゲン」を見て、考えるようになったことだ。
 桜澤さんには、今日もたくさん動いてもらう。
 昨日の稽古では、頭ではわかってるんだけど出来なくて、ずいぶん悩んでたみたいだけど、今日はしっかりしたもん。
 セリフが先にあるんじゃなくて、まずカラダがあって、その後で言葉がついてくるような芝居をしてほしいとお願いする。
 これはなかなか難しいことだ。
 自分にはできないことをやってもらう。
 そして、それがどんどんできてくるのを見ているのは、とっても嬉しく、そして感動的だ。
 今日もたくさん感動させてもらった。
 帰り道、上村くんと二人で阿佐谷の駅まで、自転車で一緒に帰る。
 こんな風に自転車で連れ立って(?)走るのは、高校の時以来だと思う。
 僕の折り畳み自転車はやっぱりスピードの点では、かなりトロいもんだと気が付く。
 そりゃそうだよね。
 エレベーターに人が乗ってしまったので、今日は、畳んだ自転車を階段で部屋まで上げる。
 前ほど、重くない気がするのは、重さに慣れたからだと思う。
 決して、鍛わったわけじゃない(たぶん)。
 体重もほとんど変わってないし。
 ただ、指輪がずいぶんゆるくなった。
 くるくる回るようになって、時々邪魔な気がするように。
 指から痩せるっていうのも、どうなんだろうか……?


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