せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2001年11月12日(月) 「2002春夏ミラノコレクションレポート」

 朝から、ファッションチャンネルニュースのMA(録音)。「2002春夏ミラノコレクションレポート」。
 久し振りの中出順子さんとのかけあいの番組。
 ニューヨークのテロは、やっぱりいろんなところに影を落としてる。
 9月11日は、ニューヨークコレクションの2日目にあたってて、初日にショーがあったブランド以外は、ほとんどが中止になってしまった。
 ロンドンコレクションも、半分くらいが開催をとりやめ。
 それでも、ミラノコレクションは、スケジュール通りにきっちり開催された。
 それもまた、テロに屈しない、ある種の抗議だと思う。
 ドルチェ&ガッバーナのように、平和へのメッセージをあらわしたメゾンもいくつもあった(彼らのショーでは、一番最後に、モデル全員が「I LOVE NY」のロゴの入ったTシャツで登場した)。
 ファッションはテロに負けない。もっと言えば、テロにうち勝っていく。
 僕は、そういう闘い方が好きだ。

 夕方から、タカユキくんと会って、話す。
 2丁目のココロカフェにて。芝居の話をもりだくさん。
 その後、タックスノットに行く。
 大学のゼミで「異文化交流」の研究のため「ゲイバー」に来ている、男女3人と遭遇。
 「異文化」ってすごいよね。まあ、がんばってね。
 今、ヨシオが出てる映画を撮ってる今泉くんがやってきて、ロケハンをしていく。
 キタヤマさん、ハヤブチくん、そしてマサキさんと、おしゃべり。
 しばらく、顔を見せないうちに、僕は「引きこもってる」と思われたらしい。
 「台本が書けてないんじゃない」と言う、タックさんに、ケイちゃんは「書けてなければ、出てくるはず」と言ったらしい。……そのとおりです。
 タカユキくんの終電に合わせて帰ってくる。
 と、新宿の駅で、昼間買ったばかりの傘を店に忘れてきたことに気が付く。
 またかってかんじ。

 部屋に戻ると、ニューヨークで飛行機が墜落してる。
 外から帰って、こうしてテレビの前に座り込んでしまうことが、この頃なんて多いんだろう。
 この手のニュースが僕は苦手だ。ドキドキして眠れなくなってしまう。
 でも、今日は早く眠るよう頑張ろう。できるだけね。


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