せきねしんいちの観劇&稽古日記
Diary INDEXpastwill


2001年11月09日(金) 「夜曲」稽古 タックスノット

 「夜曲」の稽古。
 自転車に乗って、稽古場に行きたいんだけど、今日は雨降り。
 今日は、初めて、バスと電車を乗り継いでいく。
 自転車で通った道が駅から稽古場までの道が、歩くとけっこうあって驚く。
 今日の稽古から、演出助手の服部優希ちゃんが参加してくれてる。
 群馬県の奥の方でやってた野外劇の演出助手の仕事が終わったそう。お疲れさまでした。
 丁田くんの指導でストレッチをやったあと、今日は、オープニングから、どんどん芝居をつくっていってもらう。
 部屋に一人で帰ってきた丁田くんに、桜澤さんがからむんだけど、まず最初に丁田くんの芝居をつくってもらうことにする。
 桜澤さんがいなくてもだいじょぶなように。
 動線を決めてもらって、そこにからんでいってもらうことにする。
 台本を読んだだけではわからない、決定的な「動き」を、具体的に決めて、その段取りも確認していく。
 ほんとに、「この場面はどうなってるの?」ってよくわからないまんまのこの間の読み合わせとは全然違う、しっかりした芝居になった。
 二人ともさすがに経験豊富なので、僕の細かいダメ出しにちゃんとついてきてくれる。
 実は、僕は明確な演出プランをもって、この場面にのぞんだわけではなくって、一緒につくってった。
 ので、とっても思いがけないものがたくさん生まれてきて、それがとってもうれしかった。
 そして、楽しかった。
 この調子で最後まで行けたら、なんて素敵なんだろう。

 帰りに、チラシのデザイナーの方からの差し入れのプリン(手作り)と優希ちゃんのおみやげのお菓子を、稽古場の外でいただく。
 雨はまだ降ってる。
 こないだの「つぼ八」でまた軽く飲み。
 おうちが遠い優希ちゃんはさくっと帰って、シアターΧの森下ちゃんがやってくる。
 こないだ、丁田くんは電車がなくなって、最後タクったそうなので、今日は早めに切り上げる。

 僕は、その後、久し振りのタックスノットへ。
 ウスイさん、セツオ、アナグマックス、有吉さん、そして、ロンドンから帰ってきたマサルと会う。
 終電で帰るつもりが、大いに盛り上がり、途中で、こないだ会ったばかりの西野さんもやってきて、2時半頃まですっかり長居をする。
 ウスイさんに、うちまで送ってもらった。マサルも途中まで一緒。
 いやあ、今日は、たくさん、しゃべったなあ。稽古場でも、お店でも。


せきねしんいち |MAILHomePage

My追加