せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2001年11月08日(木) 「エレクトラ」稽古 トムヤムクン

 フライングステージの稽古。
 今日も稽古場へ自転車で行ってみる。
 火曜日に乗ったときに、折り畳もうとしたら、つなぎの部分がこわれて、ネジやらスプリングやらが飛んでって、パニクった。買ったばかりで、もうこわれちゃうの!!?
 30分ほどかけて、ようやく復旧。
 おかげでちょっと「身近」になりました。
 今日は、そんなこともなく、「畳んだまま」下におろして、道路で組み立て。
 快調に稽古場に向かう。
 今日の稽古は、新人三人衆と、僕とまみーとのぐ。
 基礎トレの後、まみーの具合が悪くなって、見学。ていうか、廊下で休んでた。
 人数が少ないのをいいことに(?)、ノグとキッちゃんの組の「稽古」をきっちりしてしまった。
 場面は53場のほぼ全部。最初のクリュタイムネストラの長ゼリフの終わりから、最後の「祈りの言葉」の前まで。
 途中で、細川くん&フッチー組にチェンジと思ったんだけど、けっこう時間がかかって、結局丸々一時間ほどをかけて、ああでもないこうでもないと作り上げてしまった。
 ノグがセリフを覚えてきて、クリュタイムネストラ。キッちゃんがエレクトラ。
 ノグのセリフが相手にかかっていかないとか、キッちゃんがずっと同じテンポで歩いてしまうとか、そういう細かいところを丁寧に確認していってもらって、対立して言い合い→後悔から和解→また対立して言い合う、っていう、流れを作っていった。
 どういう場面だかわかったでしょ?
 どうしゃべるとかそういうことを積み上げていくと、ある流れができてくる。
 逆に、流れをつくろうと思ったら、細かい一つ一つをちゃんと積み上げていかないといけない。
 今日、ずっと見学だった細川くん&フッチー組には、同じことを土曜日にやってもらおうと思う。どんな場面になるか、楽しみだ。

 帰りも一人自転車で。
 てきぱきと畳んで、部屋へ。
 こないだ安かったので、買っておいた「エビ」で、トムヤムクンをつくる。
 すっごい前に買ったまんま放置してた「オムヤムクン」のキットをようやく使う。
 たくさんスパイスが入ってて、それを一緒に入ってた布袋に入れて、煮出す。
 いろんなペーストを入れて、最後にエビを「殻ごと」入れて、火が通ったら、少し牛乳を入れて完成(レシピどおり)。
 辛さよりもさわやかな酸味が強くて、なかなかおいしかった。でも、やっぱり強烈に辛くて、辛いものに強い高市氏も「さすがの私も辛い」と言っていた。
 海老以外に具が入ってないので(「シメジ」とか書いてあったけど、省略)、「逃げ場」がなく、ひたすら、辛い。
 そこで、思いついて、冷蔵庫から、買い置きしてある「絹ごし豆腐」と一緒に食べてみることにした。
 つまり「トムヤムクン&冷や奴」。
 これは、なかなか正解でした。
 一緒に煮てしまわないで、冷たいまんまの方がいいと思うな。
 って、かなり、ヤクザなレシピですね。はい。


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