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■ 白衣の奴隷:3
主様は、そのあとから調子が悪そうだった 咳にひっかかる感じがあったし... 痰のキレが悪いし、鼻もしんどそう... 主様のこと心配になってきた でも、主様は大丈夫って言う...
「明日は、お昼で帰る 主様、おうちで休んでください」 主様のほうを見ないで、枷夜は言った 「枷夜、ドライブ行くの ずっとずっと楽しみにしていたじゃないか...」 枷夜は譲らなかった... 「わかった...枷夜の言う通りにする...」 主様が折れた
我慢した... 主様のお体が、大切だから... 苦しそうな顔を見てるのが、辛かったから...
主様は、そばにおいで、と言った おそばにいくけど...すごい、寂しくて 端っこ行ったりしてた
「主様...今から言うこと...忘れて...」 ためておくの辛くなって...主様に抱きついた いっぱい、いっぱい泣きながら、吐き出した 枷夜主様は、ひざまくらしてくれて、 もう一度、ゆっくり話しなさいって言って聞いてくれた 吐き出して、ちょっぴり...楽になれた...
主様と一緒にお布団入って眠ることにした 咳き込まれる度に、お水を出してきたり 背中さすったり、頭撫でたりしてた(笑
そうやって、朝がきて... 朝もゆっくりとした時間を過ごしてた 朝のご奉仕は、主様のお体が心配だから出来なかった モーニングも食べて、着替えて、チェックアウトして 主様と一緒に電車にのって、主様は途中の駅で降りて この日はバイバイすることにした
約束とか...嫌いになった 恋人みたいなこと、望むと何かに邪魔されて それは、きっと... 私が望むのは早いと神様に言われているようで すごく、すごく...苦しかった
けど、今は...ただ... 主様のお体が、早く良くなりますように...と そう、願わずにいられない...
2003年06月02日(月)
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