海に月は揺れる

2001年01月17日(水) あの頃に

はじめのうちは、
もう卒業生だし知り合いなどいないから..

いえ、理由はいいとして
先生が受け持っていた生徒の
答案を見ながら点数を書き込む仕事を任されたりしていました。

でも、主にやっていたのは肩たたきだったと思います。
いつも、 「それ終わったら肩もみな」 といわれやっていた気がします


その先生は子供から人気があったらしく、
..喜ばせるのが上手だったのかもしれません。
滅多に人に懐かないあたしが懐いていたのですから

なので、其処の教室に遊びに行く人は、
少なくありませんでした
ときには、同じクラスだった人もいました

あたしは、 それを、ベランダからこそっと見て逃げる
人がいるときには
ブランコで1人こいだりして、ぼけっと空くのを待っていることもありました

あまり、他の人とは交流をもとうって気も
その輪の中に入ろうって気もありませんでしたから
向こうの気を冷ますのも嫌でしたから

だからいつも、階段の前に自転車が置いてある日は
居るんだなと思って帰ることも

でも、日曜日になる度
ときどき先生から電話で「手伝いにこいよ」と言われ、行く日もありました。

唯、携帯なんて持ってないから
家の電話に親が取って「I先生から電話よ」
とか、「仕事手伝いに来いですってよ」なんて言われても
嫌な感じしか受けなくて 
携帯欲しいってこのときすごい思いました。


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