4つの季節を重ねながら

2002年07月15日(月) おいしく食べる vol.2 - Le creuset

今日も昨日に続き、革命記念日の花火ががんがん。今日の音はちょっと迫力ありすぎて恐いくらいです。

今日の日記は 11日の日記「おいしく食べること」の続きです。



     *          *          *



素材のおいしさを引き出すというル・クルーゼのお鍋と圧力鍋に興味を持ったわたしは、さんざんいろいろな人に話しを聞き、情報を集め、台所の空きスペースをメジャーで計り。。。


そして結局両方買ってしまいました。ル・クルーゼと圧力鍋。(笑)

いや、あの。。。春にフランスに帰ってきてからあまり外食していなかったので、ちょっと余裕があって。。。(てれ笑)

ちょうどフランスのいいものを見直そうと思っていたところでもあったし、圧力鍋は蒸し器としても使えるし、高さを使って2段調理もできるということだったので、ある程度の大きさのものを買うと、絶対に少量の煮物のための小さいお鍋がほしくなるし、圧力鍋の大きさで半合のご飯を炊くのは無理があるし、2つないとご飯とおかずを同時に作れないし。。。ということで。

(相談した友人に「結局両方買った」と報告したら、「ま〜、ある意味最初から見えていた展開だよね」と言われてしまいました。ははっ)

ル・クルーゼのお鍋は日本では高いらしいけれど、フランスではふつうのお鍋よりちょっと高いかな?くらいのお値段です。でも、圧力鍋はこっちで買っても高かった〜。というか、消費税 19.6%のおかげで欧州製の圧力鍋はどれも日本で買うのとそんなに変わらないようなお値段。

そして買ってみてから気がついたのだけど、お鍋でご飯を炊くのにも、圧力鍋を使うにもタイマーが必要。そしてル・クルーゼのお鍋の取っ手は調理中熱くなるので、鍋掴みが必要。と、いままでぜんぜん必要なかったものも揃えるために出費は予定よりちょっとオーバーぎみ。。。 (;_;)


  それでも、使ってみたらどちらも買って大満足!! \(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/


まず、ル・クルーゼのお鍋はこんな。







失敗写真しかなくてすみませぬ。。。でも、調理器具に興味のない人でも、このお鍋のオレンジ色のものはどこかで見たことがあるんじゃないでしょうか?鋳物のホーローでできていて、お鍋も蓋もすんごく重たいのです。

大きさはだいたいこんな。







直径 16cm のおちびちゃん。

買ってすぐにこれでお米を炊いてみたのですが、お米が光っていて、ぷりぷりした食感ですーっごくおいしいっ! もういままでのうちの炊飯器ってばいったいなんだったんだろう?!と思いました。

デザート用にプルーンのワイン煮を作ったり、翌日は手抜き野菜スープを作ったり。どれも以前同じレシピで作ったことがあるものなのに、いままでよりずっと素材の味がしっかり感じられておーいしいのです。とくにお野菜の甘み(もちろん砂糖を加えたわけではなく、自然の状態で)がよく出ていたかな。ご飯もスープもワイン煮も、作っている最中からとてもいい匂いだったし。

ダージリンの S.F.T.G.F.O.P.1 のようなデリケートな味のお茶は水のなかの酸素を飛ばさないように、お湯を沸騰させず直前で火を止めていれるとおいしいというけれど、蓋が重くてお鍋のなかの酸素が逃げないことがお味になにか関係あるのかしらん???

 しかも!

いままでわたしが使っていたお鍋も厚手で割合いいものだったのですが、電気コンロの目盛りを1にすると沸騰は止まっていました。だから、6まである目盛りのうち、揚物のときは4、煮物のときは3にしていました。それがル・クルーゼの場合は、3で一度沸騰させたらその後は1にしてもずーっとコトコト沸騰し続けているし、コンロから完全に下ろしても、かなり長いこと素手では触れないくらい熱いのです。

キッチンにちょこんと小さくて真っ赤なお鍋があるのは、見た目はとてもかわいいのだけれど、使ってみるとちょっと気持ち悪いくらいの優秀さ。


   −−−またまた後日に続きます。
      もちろん「圧力鍋について」(笑)&後日談です。。。



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