4つの季節を重ねながら

2002年07月11日(木) おいしく食べること

きっかけはウミウシさんから来た葉書でした。

仕事で知りあった女性から玄米とグリンピースのおにぎりをいただいて、とてもおいしかったのだとか。(おいしさの臨場感あふれていたところを見ると、食べながら書いたのかも(笑))

末尾に「わたしももっと玄米をおいしく炊けるようになりたいな〜」とあって、読んだとたん、「そういえばわたし、食材のおいしさを引き出す調理の仕方」って考えてなかったかも、と思いました。

その後、最近よく遊びに行っていたサイトでお鍋でご飯を炊くとおいしいという話題で盛り上がっているのを見かけました。Le Creuset というお鍋は特に蓋が重くて良いとのこと。なんとフランス製のお鍋ではありませんか!(笑)

その話題を見ていたら、ル・クルーゼのお鍋はほしいけど、既に持っている圧力鍋と機能が重なるから必要ないという人もいて、一気にその2つのお鍋に興味を持って調べはじめました。

冬に実家で食べたご飯がそれはそれはおいしくて、母に「やっぱり1人分のご飯を炊いているからおいしくないのかな?」と話したら、炊飯器によって炊き上がりが違うと聞いていた、というのもあります。実家の炊飯器は内窯がとても分厚く、重たく、しかも底が半球形になっていて、妹も自分の炊飯器と実家のものを交換しようと言いだしているのだそう。「そうなのよ、おいしいのよ、この炊飯器」なんて母に自慢されちゃいました。ちっ。

調べているうちに、ル・クルーゼのお鍋も圧力鍋もご飯だけでなく煮物などで野菜やお肉、お魚の味がおいしくなること、圧力鍋で玄米を炊くとまるでもち米のような食感になることを知りました。トウモロコシも、サツマイモも、ただふかしただけであま〜くおいしくなるとか、お肉は骨からの肉離れ良く、ほろほろの食感になり、軟骨まで食べられるとか、短時間で調理するので栄養価が熱で壊れないのだとか。。。etc

わたしは、もともとスープ&煮物大好き、おこわ大好き人間で、そして(甘栗、かぼちゃ、焼き芋に目がないという点で)芋ねえちゃんです。

しかも、去年から有機栽培ものの少々お高い食材を愛用しているのです。大量生産のために効率だけを重視して農薬や化学肥料をがんがんかけられたものではなく、ていねいに思い入れを込めて育てられた食材たち。自分でも無農薬で育ててみて、有機栽培野菜のお値段を「高いっ!」ではなく、かけられた手間ひま、思い入れを考えるとリズナブルなお値段だと思えるようになっていました。

先日の日記の続きから、せっかく丁寧に育てられたおいしいお野菜たちなのだから、その Nature を引き出して食べてあげたくなりました。せっかくのよい食材をわたしは無駄にしていたかも、と。

そしてさんざんいろいろな人に話しを聞き、情報を集め、台所の空きスペースをメジャーで計り。。。


    −−− 長くなりそうなので続きは後日。。。



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