4つの季節を重ねながら

2002年07月10日(水) それぞれの Nature


一応、エコ生活を謳っているサイトを持っているのだしね、ということで、環境goo のニュースレターなるものを毎週受け取っています。

その6月12日配信のものに
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> 【エコライフ】世界のエコライフ フランスレポート<NEW>
> 〜フランス式エコ商品のアプローチ〜
>
>  エコ・グッズは、どこまでお洒落になり得るだろうか?そして、どこまでエコ精神
> を消費者にアピールことができるのだろうか?
>  第一回目は、エコライフを商品に託して上手にアプローチしている2つのショップ
> を紹介したい。
>
> http://eco.goo.ne.jp/france/index.html
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なる記事が。当然見つけてすぐにページを覗いてみました。

ナチュール・エ・デクヴェールトのほうはうちのすぐ近くにもあるギフトショップ。ほかのお店に先駆けて乾電池の回収をしていたので、何度か行ってみたことがあります。

ロバン・デ・ボアのほうは週末よくお散歩する前世紀、前々世紀の建物に新しいショップが入っている、そのコントラストがおしゃれな界隈にあるお店。

どちらもそれぞれ魅力的なのに、なんだかピンと来なくて。

「エコロジー」っていう言葉でくくれるものってたくさんあるんだな〜と思いました。

そして「じゃあ、わたしはなにをエコロジーだと思っているんだろう?」とも。


わたしにとってエコロジーだと思えるもの、それは


    □ 肩の力を抜いて楽になれるもの
    (競争とか、他人に勝つこととか考えなくてすむってことかな?)

    □ 自然と一緒に生きていくこと
    (一緒に生きていることを感じること、かな? 自然の恵みを感じることやそのことに感謝することも含まれる、かな?)

    □ 生活の一部であって、全部じゃない
    (だからなんでもかんでもエコロジーとか、「わたしエコロジーやってるんですっ!!」というふうにはなりたくない)

    □ 発見したり、気づいたりするよろこび
    (ただ単にいままで自然のことを無視して生きてきたからでは?(苦笑))

などなど、しばらくごちゃごちゃ考えていたら、ふと

「植物には植物の、虫には虫の、動物には動物のそれぞれの Nature があるのだから、自分の Nature も、ほかの生物の Nature も尊重して、慈しむこと」

だと思いつきました。

きっとね、もっといろいろ試してみて、もっといろいろ調べたら、またそのときそのとき変わっていくと思うのです。

でも、いまのところわたしが思うエコロジー生活はいろんな生き物の Nature を大切にすること。人間にとっては害になる虫だって、その虫にはその虫の Life があるのですもの。できるだけ殺さないで、でも害は受けないように気をつけて、離れた場所ででも(苦笑)共存していかれるといいな〜と思います。

まんがのナウシカが腐海や蟲や粘菌を忌み嫌わなかったようになれるのが理想だな〜。

わたしはまだまだ虫を見た瞬間に「ひぃっ〜」って一瞬、身をすくめてしまうのだけれど。(苦笑)

いままでこの日記を書いてきて、自分でも、植物や虫を「さん」づけで呼ぶかなぁ?(^^;) って思うことは多々あったのだけれど、まあ、わたしなりの彼らの Nature を尊重する気持ちの現れだったということで、読んでいてちょっと気持ち悪くても許してやってくださいませ。

自分の Nature と相手の Nature が正反対だった場合、どこで折り合いをつけていくのか、など、言うは易く行うは難し、な問題かもしれませんが、これは今年だけでなく今後ずーっと続いていくのわたしの課題になりそうです、



P.S. わたしが欧州や日本の移民問題に興味を持つのは、自分自身が外国人として住んでいるから、というのが大きいのですが、エコロジーの問題と同じように、それぞれの宗教、民族にもやっぱりそれぞれの Nature があるのだから、それを尊重しあって生きていかれるといいな〜と無意識のうちに思っていたのかな、なんてことにも思いあたりましたよん。



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