4つの季節を重ねながら

2001年10月28日(日) 気がつけば

このところ毎日のように、パソコンに向っています。

フランス語版と英語版を早く作らなくちゃ。
リンクバナーを早く作らなくちゃ。
タイトルが文字だけなのをなんとかきれいにデザインしなくちゃ。
エッセンシャル・オイルのショッピング情報を早く更新しなくちゃ。

といろいろ思いながら、結局、いまアフガンで起きていることをどう捉えるか、という部分が気になって、それについての情報を読みあさってしまって、更新が進まない。(苦笑) 長年のドライ・アイは最近買ったウィッチ・ヘーゼル・ウォーターをコットンでまぶたにつけることで、だいぶ楽になるので、身体のことはあまり振り返らずにやっています。

ウィッチ・ヘーゼル・ウォーターは日本だとハーブ屋さんや LOFT のハーブコーナーで売ってるのかな?保存料とか添加物とか含めて品質はいろいろあるだろうし、敏感肌の人は気をつけてくださいね。わたしにはよく効いても、だれにでも同じ効果があるとは限りません。


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1時間前に夏時間が終りました。パリは今年、びっくりするくらい暖かい日が続いています。10月も末だというのに、いまだに暖房をつけたくなる日はほとんどないし、かといって、家のなかでセーターを着ているわけでもない。長袖シャツと、ウィンブレ1枚で日が落ちてから外に出てもちっとも寒くない。落ち葉だけははらはら舞っていて、(たぶん)通りをはさんだお向かいの家から真っ赤な蔦の葉が1枚、うちの日当たりの悪い植木鉢に遊びに来ました。

池澤夏樹さんの新世紀へようこそのバックナンバーで知ったのですが、9月25日のニューヨーク・タイムスに歌詞一行だけを書いた全面広告が載ったそうです。

   Imagin all the people living life in peace

紙面に提供者の名前はなかったけれど、実はオノ・ヨーコだったのだそう。イチローよりもずっとずっとかっこいい日本人がアメリカにはいるんだなと思いました。

だって、イチローは仕事で野球をしているのです。成績が悪かったら、辞めざるを得なくなる。自分のために、がんばってあたりまえ。(もちろん、すごいな〜とは思っています)オノ・ヨーコは、自分のために広告を出したのではないでしょう。職業として表現する者は、社会の病を背負うものだといった河合隼雄さんの言葉を思い出しました。河合さんと村上春樹さんの対談をわたしは愛読していました。また対談をしてくれるといいな。



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今日の掲示板にあった書き込みには、とても胸を打たれると同時に、自分がどうしてパリに来ることにしたのかを思い出させられました。自分の原点に帰った気分。明日か明後日、思ったことを書ける時間を作れるといいなと思います。



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