昨日のダイアリーを書いていて、 とても素敵なことを、思い出しました。
中古ベンツを手に入れた彼はその後、 小さな広告代理店を始めました。 最初のうちは、営業しても仕事がなかなか来ません。 映画好きの彼は、仕事がない時、よく映画をみていました。
ジョージ・ルーカスの映画が大好きで、 ある日、ルーカスの映画をみたあと、 『このような作品を作る人はどんな人だろう。 一度会ってみたいものだ。。。』 と考えながら歩いていたら、 なんと、そのジョージ・ルーカス本人が向こうから歩いてきて、 横浜高島屋の前ですれ違ったというのです。
『まさか、そんな、、、』と思っていたら、その日の新聞に “ルーカス来日、横浜で、、、”という記事が載っていたそうです。
何しろ、私と彼の周りにはこのようなことばかり起きるので、 『また、起きたわね!』という感じ。
そしてまたある日、今日も仕事がないから映画を見ようということに。 適当に面白そうなアメリカ映画『マネキン』を選びました。。
ある若者が、デパートのショーウインドウのディスプレイの仕事を 依頼されるのですが、疲れて寝てしまいます。 その間、そこに飾ってあったマネキンが手伝ってくれて、 素晴らしい作品ができます。 最後に、マネキンは人間の女の子になって、2人は結婚。 ハッピーエンド。
まるで、ピノキオと小人の靴屋のおとぎ話を足したような楽しい映画。 主題歌も大ヒットし、今でも時々かかります。
次の日、また彼から電話です。 「大変だ。びっくりしたよ! 昨日の映画、思い出していたら、突然仕事を頼まれた! それも横浜高島屋の隣のビルの、 ショーウインドウのディスプレイ!!!」
|