マウイに来て、ダイアリーを書いている理由のひとつに 「こんな人生もあり!」と思えるようなことを 伝えていきたいと思っているのです。
私がここに滞在したのも、アディアに会うためだったのでしょう。
アディアは今62歳。素晴らしくパワフルな女性です。
人生の転機は42歳のときでした。
親であり恋人であり、兄弟、子供であった最愛のご主人が なくなったとき、どうしても、それを認められなかったそうです。
何かあるといつもご主人の名前を呼んで、泣きながら助けを求めていました。
ある日窓の外からの光を通して、声がきこえたそうです。
「いつもあなたをみてきたけれど、もう、そろそろ天国に行かせてほしい。 これからもいつもあなたを見ているから」
それ以来、つらいことがある度に、必ずその声がきこえるようになったそうです。
一文無しなったときも信じられない奇跡が起きて、 助けてくれたそうです。
その後、魂のことを探求し、違う文化や精神世界について学ぶようになりました。
「どうしてハワイに住んだの?」との質問に 「ハワイが私を選んだのよ」とアディア。
つい最近友人の 歌手が交通事故で半身不随になり、 もう、回復の見込みはないと言う、お医者様を尻目に アディアが治療に通い、マッサージと心のケアで、 もう一度歌を歌いたいというほどに回復したそうです。
こういうことこそが、生きがいというアディア
すばらしい人です。
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