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谷口 令のハッピーダイアリー  
マウイにて:アディア・2 2001年08月08日(水)

アディア


15人兄弟の10番目に生まれたアディアは、15歳になったとき
一人暮らしをはじめました。
その年までに、お母さんは、生きることに必要なすべてを
教えてくれたそうです。

精神的に深いアディアの話をつづけましょう。

光の声を聞いた直後、彼女は、死を間近にした人たちと
いっしょに過ごす機会があったそうです。
アディアはこう感じたそうです。
 
「みんなといっしょにいて、人生の見方が変わってきて、
人生に対して、貧欲になりすべての生き物に対して、慈悲が湧き、
自分の中に愛が溢れてきたの。
その後、自分が心からしたいと思うことをする人生が始まったのよ。」

「ねえ、アディア。私たちにもそういう経験って必要かしら?」

「いいえ、それは誰に対してもあてはまるわけではなく、
私にとって、必要な経験だったの。」

「死後の世界、輪廻はあると思う?」私の質問です。

「もちろん。身体は魂をはこぶ車なのよ。
私にとって恐れとか悩みとかはエゴであって、
身体をもつことで、そのエゴがなくなっていくとおもう。」

「アディアは瞑想しているけれど、瞑想って必要?」

「ええ、誰にでも必要よ。心はいつもおしゃべりだから、
それをストップすることで、自分の源とつながることができる。
私たちの社会は複雑だから、
本当に自分がなにものかを見失ってしまう。。。
瞑想することで、垢を取り去っていると思うわ。」

「人は自分でストレスを作っているのよ。
たとえば、道を間違っても、新しい発見があったと思えば
それはストレスにならないでしょ。
そして、経験が知識を与え、知識がすばらしい英知を与えてくれるのよ。」

つらい経験が、今のアディアの、輝く英知を創り上げたのでしょう
アディアと出会えて、本当に良かった!

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