アメリカの帰りに、2,3日,アディアのおうちで羽を休めた少英さんは ミンガちゃんと一緒に大阪に帰っていきました。
少英さんはつい、2週間前にオランダのデンハーグで行われた (世界平和と炎の祭典)の通訳のボランテアから帰ってきたばかりです。
人間の魂は炎
その炎を見つめることによって世界の平和を訴える祭典です。 主催の「現代のガンジー」といわれているパテルさんは 戦場へまで出かけて行って、 戦争で家族を無くした人の心のケアーをしているそうです。
その祭典で少英さんはでこんな話を聞いてきました。
ある人が交通事故で植物人間寸前になってしまいました。 しばらくして回復した時、1番最初の記憶が、 自分の魂が体から抜け出し 空に浮かんで、事故現場を見ていたのです。 そして、自分が乗っていた車の何台か後ろの車から) 突然光が飛び出してきて、自分を優しくつつんでくれたことでした。
その車のナンバープレイトが見えたので 持ち主を探しだし、話をしたところ、
「ああ、あの事故のことは覚えています。 3,4台前でひどい事故が起こったようでした。 私はその人には、何もしてあげられないけれど、 その交通事故にあった人が、どうぞ助かりますようにとお祈りして いただけです」
アディアのおうちで、朝ごはんを食べながら聞いたこのお話は その日1日を、とても元気にやさしくしてくれました。
祈るだけでも、すべてのものを助けることができるのです。
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