モリハルの愛車コルトプラスの『921子(クニイコ)』と、同じナンバープレートの車に遭遇した。しかも、以前乗っていたekワゴンの『とぉ〜子♪』と同じ車種、ボディーカラーときた。
(ばったり会ったクルマ) (モリハルの『921子』) (向かって右が以前の愛車『とぉ〜子♪』) 奇遇だなぁ・・・
先週末の出会いはクルマだけではなく、魅力的なヒトにもお会いした。
<出会いその1>
父親が創業した印刷会社を営み、地元両国では町内会会長を務め、さらにさらに忠臣蔵でヒール役になっている吉良上野介を祭る『吉良祭・元禄市(きらさい・げんろくいち)』の役職をも兼任している、御歳75歳の大先輩をご紹介された。
滞在時間1時間半のうち9割は大先輩がお話をされていたのだが、話題が豊富で飛躍することもなく、年代、地名、人名、の記憶がバッチリであった。す・凄い!しかもモリハルが話した僅か9分の間は、しっかり聞いて下さり、話を遮ったり、かぶせたりすることがなかった。み・見事!「中央大学の弁論サークル『辞達学会』出身」とのことでした。な・納得!
「口じゃぁ一歳年下のカミさんにかなわないんだよ」な・何故?「『辞達学会』の後輩だったんだよ」『辞達学会』同士のカップル第一号だったそうだ。これまた納得!
<出会いその2>
「毎月分配型のソブリン投資信託と、アパートの家賃収入、それに年金加えると毎月100万円くるのよ。なかなか使い切れないわね」と75歳ながら、お洒落で、綺麗なご婦人とお話する機会があった。「社交ダンスしている」せいか、宝塚の男性役のように、スマートでカッコイイ。
「車は自分が持っている洋服に合う色を選んで買うの」高齢運転者標識は付けているんですか?「『枯葉マーク』付けちゃうと洋服に合わせるの難しくなっちゃうから、トランクに入れたままだわ」
「そろそろシワが目立つようになったから『枯葉マーク』付けてないと、お巡りさんに捕まっちゃうと思うの。だから慈恵医大でリフトアップの手術受けようかなって、今先生に相談してるのよね。だって、このまま死んじゃうのってイヤじゃない」
美は永遠の憧れだ!
<出会いその3>
1980年代、バブル絶頂期のときアパレル業界に身を置き、手掛ける洋服、プロデュースするアパレル関連がガンガン売れたそうだ。だがバブルの崩壊とともにアパレルは典型的な構造不況になり、ま〜ったく売れなくなった。食っていくために選んだ次なる職は『タクシー運転手』。10年前、46歳のとき決断したのは「クルマ好きだったから」という方にお会いした。20時間労働明けだったが、ユニクロファッションをカッコ良く着こなしていた。
「労働時間の関係で1ヶ月12日間しか働けないのは、タクシーの運ちゃんみんな同じなんだよ」だがその方は「平均の2倍水揚げ(売上げ)あるから、何処流しているかってみんな聞いてくるんだよね」だそうだ。「今は不況だから、銀座新宿でタクシー乗るんじゃなくて、お客さんは電車で行ける所まで来るんだよ。そういったお客さんを効率良く拾えば、どうってコトないんだけどね」効率良くというのが難しいんじゃないんですか「道を知らなくちゃワカンナイだろうな」
何事も基本が大事。ナビに頼って道を覚えないと「効率良い」ゴールデンルートが見えないのだそうだ。
モリハルはまだまだだヒヨッコだ!50歳だけど!
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