モリハルゆ記

2008年12月14日(日) ベクトルが

 「次の曲は誰から始まるのですか?」

 12月1日付けの『モリハルしゅうき“プロ意識”』で予告した、『ビデオレター』の録画とインタビューが行われた。ま、大したことじゃなく、モリハルが通う会社の「同僚にこんな人いまっせ!」という、社内コミニケーション促進ビデオの撮影だったんだけどね。いやはや、緊張したというか、意識した。

 「ポ・ポクのキターからです・・・」

 口の中が、金魚が水揚げされた酸欠状態になり、濁音が半濁音に響き

 「ワン、ツー、スリ〜アソレ〜♪」

 の次には、頭を振ってリズムをとり、オリジナル曲ではピアノのパートになる音を Fender Telecaster U.S.A. にて奏で

 「ギラリ!」

 と、音がしたんじゃないかと思うほど目に力を入れ、本社からやって来た人の持つビデオカメラのレンズを睨んだ。ちなみに、サザンオールスターズの“チャコの海岸物語”だったから、そんな力入れなくても良かったんだけどね。



 モリハルは大勢の人の前で話したり、先頭切って何かしたり、街頭インタビューに答えたりするの大好きだ。そしてオーディエンスに対し、バカウケではなく、「プッ」と、思わず笑いとオナラが漏れるくらいのパフォーマンスを心掛けている。これがモリハルのベクトルだ!

 今回大げさな仕草で、北は札幌、南は福岡の同僚に「ウォ〜!ひょっとしてパンク?」と思わせて、「プッ!サザンじゃ〜ん」の作戦だった。

 「全国の支社に配る前に、DVDで焼いたの渡しますね」

 あああ〜・・・靴下の臭い嗅ぎたいような、嗅ぎたくないような心境になってきた。ま、多分来週嗅いで、ガックシくるんだろう。

 “ガッツだぜ” “ガンバレー!” “負けないで”

 


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