2006年10月08日(日) |
女と女とフルーツ缶詰 |
昼間。私がネットでルーファスの画像を見ながらニヤニヤしていたところ、台所から母親の悲鳴が。虫でも登場したかと思って見に行くと、そこにいたのは膨張してふくれあがったフルーツ缶詰。いつのだかわからないほど古くラベルが黒ずんで、もはや缶詰というより樽みたいな形になっている。しかも缶詰そのものが無駄にでかい。母親曰く、「ちょっとさわったらプシューって何かが漏れる音がした!」とのこと。しかもよくみたら、あれ、なんか黒い液が染みでてきてる…?みたいな。恐怖に包まれる桐野家。
それから、これひょっとして爆発すんじゃねえの!触ったらドカンだよ!という妄念にとらわれた親子はネットで「缶詰 爆発」を検索。調べていくうちに「爆発はしないけどすごい勢いで噴出はする」らしいということを知り、安心していいんだか安心できないんだか。 ひとまず母が「お父さんにバレたらイヤだ」というので、父が帰る前にどうにか処分することに。処分といっても、ふたを開けることなど到底無理なので(異臭騒ぎは確実)、ネットにのっていた処分方法、「庭がある人なら、土に埋めて5年かけて土に帰す」。。。。
というわけで、「なかなか掘れないよ」「もっと深くしないと」などと庭の木の影の暗いところで一心不乱に深い穴を掘る母娘。自分たちが必死に何をやってるのかわからなくなってきてだんだん笑えてくる。やべーよこれちょっとホラー映画にありそうだ。庭に死体を始末する狂った母娘みたいだ。隣の奥さんに見られたら言い訳できん。掘ってて「シャロウ・グレイブ」とか「女と女と井戸の中」思い出した。 それからビニール袋に包んで移動させた缶詰を穴にどすんと落とし、大急ぎで土をかけ(これも怖かった)、枯れ葉で軽くカモフラージュして、無事処分終了。噴出しないでよかったです。 穴のすぐ横にあるクスノキがそのうち枯れたりしたら怖いな…。
ちなみに、結局、そのあと父親の前で笑いがこらえきれなくて白状しました。
あとさっき母親がニュースでごく普通の女性キャスター見て 「あははーこのひと小野妹子みたーい」 って言ってた。遣隋使…?どこが…?何が…? あえてツッこまずにおきました。(長年の慣れ
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