| 「だから言ってやったの、何処でも良いなら好きな方向に進めば良いじゃない、ってね」 |
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2002年01月14日(月)
午後二時半 駅前に振り袖が六人とチャイナ服(外套を羽織っている為、残念ながら傍目からは分からない)一人が群れを成した。
本来の集合時間は二時だったのだが、時間厳守と云う文字はこの団体の辞書には欠如しかけている節がある。故に全員揃ったのが二時三十分。ちなみにビリはナシヤマ コユキ(本名)嬢。心優しいアタシ達は、彼女を暖かく迎えた。
その後はまず、写真屋に行ってインスタントカメラを購入。そして振り袖姿にも関わらず、レストランに入って食事。五人がオムレツを頼んではみたものの(残りの二人は飲み物のみ)、流石に腹部が締め付けられているせいか完食は難しかった。アタシと○崎氏は三口分程残してしまい、その残りはナシヤマ嬢がペロッと片づけてくれた(ちなみに彼女もオムレツ組)
食後は書店に入って、食事中に話題に上った駄本を探しに行き、ついでに他の図書を物色する。全員読書好きもしくは漫画好き、もしくはその両方なので、書店は一種のパラダイスだ。しかし狭い書店に振り袖プラスチャイナが団体で入ると、かなり目立つ。ゲーム雑誌を立ち読みしてもみたが、その姿はシュールかつ滑稽だったに違いない。って云うか成人の自覚ナシ? 場違いもいいトコだ。
陽もとっぷり暮れてから、写真を一枚も撮ってない事に気が付き、皆で慌てて写真撮影をした。公園通りはカップルとルンペンが等間隔に設置されていて、それらが入らないように撮影するのに少々手間取った。 プリクラも取りに行ったが、混んでるし室内は暑いしで散々だった。しかし妙に楽しくて、五、六枚撮った。
道すがら、友達と歩く妹と鉢合ったりもした。
そんなこんなで時は過ぎ、七時くらいに解散となった。 すぐに着替えて東京に帰る予定だったのだが、母に食事を強要され、敢えなく明朝に帰る事になった。まぁ、デザートの林檎のコンポートとバニラアイスが美味しかったから良いかな、なんて思ってみたりもして。
猫も今夜は機嫌が良いらしく、アタシの枕元で一緒に眠ってくれた。
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