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2001年11月18日(日)
今日の天気予報では、19日の午前一時から三時頃にかけて獅子座流星群が降るという、なんともロマンティックな予報をしてくれた。
そう云えば二年ほど前にもそんな予報が出て、大学受験中だったにも関わらず、空を見上げていた記憶がある。あの時は午前三時頃に驚くほど大きな流れ星がひとつ降ってきて、運悪く後ろを向いていたアタシにも、まばゆい光の感触だけは知覚出来たのを覚えている。
今年こそは、と思って楽しみに夜を待っていた時に、某氏からメールが届いた。
某氏 「今夜の流れ星、見るの?」 アタシ「見たいけど、寒いねぇ。家の窓から見えないかなぁ?」 某氏 「流れ星は東からだよ」 アタシ「そのくらいは知ってる。ところで、東ってどっちよ(苦笑)」 某氏 「当たり前だが日が昇る方だよ。でも君はそんな時間に起きてる事は無いだろうから、夕日の反対方向と言っておこう。」
・・・嫌味な言い方だ。
アタシ「今は、日は昇ってないし、落ちてもいないじゃない。もっと即効性のある方法を提示しておくれよ」 某氏 「君は普段どっちに夕焼けが見えるか知らないのか?」
・・・悪かったわね、そんなん知らないわよー、だ。しかも、確か中学の授業で日の昇る方角は季節によって北南にズレるって聞いた覚えがあるぞ。
アタシ「夕焼けの色とか、早朝の薄明かりとかなら覚えてるんだけどね」
そう。アタシにとっては、方角などよりそちらの方が重要かつ着目すべき点なのである。
某氏 「じゃあ君のアパートの向かいにある中学校の教室の窓の方向分かる? それが南」 アタシ「家から窓がみえる方が南? それとも窓を背に見た方角?」 某氏 「教室の中から窓の方を見た方角が南。学校は日光が入るように作ってあるから」 アタシ「なるほど! ありがとう」
と、まぁ。こんな感じでアタシの無知を露呈して一時中断。 そして、結局。
アタシ「曇ってて、全然見えない」 某氏 「そうだね」
かくして、アタシは流れ星を見る事能わずに、すごすごとベットにもぐりこんだのであった。
いつか、晴れわたった夜空の中で降る星屑を、じっくりと堪能してみたいものだ。。。
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