同じ空の下で。
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2002年10月16日(水) イギリスの中のウェールズ

下にある、プロフィールの中にBiographyを作ったので
よかったら、見てください。
なかなか、微妙な人生を送っております。
どーも、たけです。こんにちは。


今、ヨーロッパでは2004年に行われる
サッカーヨーロッパ選手権の予選が行われています。

今日は、イングランドvsマケドニアの試合を見ました。
結果は2ー2。
ホームであり、格下と思われるマケドニアと引き分けたのは
ちょっと厳しいですな。。。


それはさて置き、本日、僕が注目していたもう一つの試合。
ウェールズvsイタリア。


ウェールズという国。(国ではないけど、、あえて国)
みなさん、どのくらい知っていますか?


人口、約290万人。
国土、東京都と四国を足したのとほぼ同じ。
グレートブリテン島の左側、ロンドンの左上の方に位置する。
また、国土の20%は国立公園という地形。
ちなみに、首都はカーディフ。


言葉は、英語が第一だが、彼ら独特の言葉、ウェールズ語(ケルト語)
という言語も持っています。


また、ウェールズ議会(The National Assembly for Wales)設置後は
言語ナショナリズムが高揚し、中等教育の中でウェールズ語が
教えられるようになりました。


ちょっと、日本人からすると英国の政治形態とナショナリズムは、
理解するのに難しいものだと思いますが、
とにもかくにも、ウェールズという国は、スコットランドなどと同じように
イギリスに属しながら、ある意味の独立国のようなものなのです。


スポーツの話に持っていくと、面白いことに、
オリンピックは、イギリスという国としてまとまってでるのですが、
サッカーやラグビーといった大会にはそれぞれの代表を送り出すのです。
つまり、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド代表と
いった具合にです。


今年の日韓のワールドカップ、イングランドの試合で
白地に赤のクロスの旗(セント・ジョージクロス)を見て、
「なんで、ユニオン・ジャック(いわゆる英国の国旗、青地に赤白のクロス)
じゃねーんだろう?」と思った人もいるでしょう。


それは、セント・ジョージクロスはイングランドの国旗だからです。
もちろん、スコットランドも、ウェールズも、北アイルランドも
独自の旗を持っています。


過去のサッカーワールドカップの歴史を見ると、
イングランド、スコットランド、北アイルランドは本大会に出場しています。

が。。。ウェールズだけが。。。


そうなんです。ウェールズだけが未だに出場なし。。
人口はすくなくても、ウェールズ、いい選手はいっぱいいます。
多くの選手がイングランド・プレミアリーグで活躍している選手。


少し、サッカーを知っている人ならば、ライアン・ギッグスという名前も
聞いたことがあるでしょう。
彼の名前を知らなくっても、マンチェスター・ユナイデットというチーム
は皆さんしっているでしょう。
彼は、マンUのスタープレーヤーであります。


一度でいいから、彼にワールドカップのピッチに立たせてあげたい。
今回、それがかなわなかったので、ワールドカップじゃなくっていいから、
次回の、ユーロ2004の本大会に出てほしい。
なんてことを、僕は思ってたりするんです。


そんなこんなで、今日の試合。






2ー1の勝利!!!!!!


きっと、日本の新聞には「イタリア負ける」などといった
見出しの記事が出るでしょうが、、

僕の中では、「ウェールズ勝利!!」です。








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