同じ空の下で。
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2002年02月16日(土) |
季節はずれのサンタ話(後編) |
ということで、電話に飛びついた少年たけ。 (何のことやらと思った人は前回の日記を参照あれ)
以下、サンタと俺の会話。。。
「クリスマスには何がほしい??」(サンタ)
「うーーん、サンタさんは心を読めるんでしょ?だから言わない」(俺)
↑あくまで、口を割らないようだ。。。
「心は読めるけど、みんなの心を読むのは大変なんだよ。だから教えてくれるかな?」(サンタ)
↑今思うと、まったく意味が分からない理由である。。。
そして、サンタさんをかわいそうに思ったのか、、 ついに、少年は口を割った。。
「ビンゴゲーム(カラカラ回すやつ)が欲しい」
って、、小学4年生がビンゴゲームって、、、
サンタも度肝を抜かれたのか、少しの沈黙の後、、
「それは、大人のおもちゃだから他のがいいよ」って。。。
あんた、小学4年生に大人のおもちゃって。 もちろん、ブルブル震えるやつじゃぁないですよ。 ないですけど、この単語を使うなんて。
ナイスな切り返しにあい、戸惑う小学4年生。 どうしても、欲しかった物であったが、 何故か、サンタの言葉に影響され他のものを貰うことになった。
しかし、その時にすぐに代わりのものが出てこなかったため、 今度、もう一度電話をもらうということで一旦切ることに。
みなさんは、もうお分かりだと思うが、このサンタ、、
俺のおやじ。
ものすごい作戦に出たものだ。 サンタですよって、電話してくるなんて。 っていうか、、、、
声で気づけよ>少年時代の俺。
リスクをおってまで、子どもの夢を壊さないようにした親もすごいが、 親の声が分からない息子もすごい。
しかも、その後、たけ少年は、サンタさんから電話がかかってきたと みんなに、言いふらし、羨望の眼差しと「バカか」という眼差しの 両方を集めたのも、ある意味すごい。
この出来事のおかげで、俺はかなり遅く(小学6年)まで 本気で、サンタさんを信じていた。 ことあるごとに、「サンタから電話を貰った」って言っていた気がする。
友達に「それ親じゃねーの?」って言われるまでね。
ちなみに、2回目の電話で言った欲しいものは、、 ファミコンソフトの「たけしの挑戦状」
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