同じ空の下で。
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2002年02月15日(金) 季節外れのサンタ話(前編)

同じ留学生の中で、この日記に登場回数が多い
グレッグこと、グレゴリー(ポーランド人・酒豪)

ある日、彼と日本人の友達、俺で話をしていたとき
突然グレッグがサンタの真似を。。

時期的に早いって、、というより、遅いって。

そんな会話をしててフっと昔のことを思い出した。



当時の僕は、サンタさんの存在に疑問を感じはじめていた小学校4年生。
「サンタさんは、僕の心を読んでくれて、欲しいものを持ってきてくれる」
と、聞かされていた僕は、試してやろうと思い、
両親の探りを無視し、無言を貫いていた。

親からしたら、とんでもない困った息子だったろうし、
きっと、僕が寝た後の夫婦会議は困難を極めたことであろう。

しかし、僕の決意はかたく、絶対に口を割らなかった。

そして、ある日。
両親は最終手段にうってでた。



リンリン〜リンリン〜

「たけ〜、電話だよーー」(兄貴)

「うん?誰?」(僕)













「サンタさん」(兄貴)



当時、純情だった少年は、何の疑いもなく飛びついた。
たとえ、電話の向こうのサンタさんが流暢な日本語を喋っていようと
そんなことは、どうでもよかったのである。

ただ、サンタさんと電話で喋る、
その事実が、物凄く夢のような出来事であったのだ。

ただ、その電話でも一悶着あったのだが。。

(つづく)


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