同じ空の下で。
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2002年01月11日(金) フットボール観戦記 in England (part 2)

まさに、本場。ゲートに入る前に、これでもかという程のBody checkを受ける。
さすがに、危ない物は持っていなかったので、すんなりと入ることができた。

そして、いざ中へ。
ラウンジを経て、階段を昇り始める。
向うには、まちに待った、広大な緑が広がっている。

視界が徐々に広がっていき、瞳の中に、こうこうとひかる照明に照らされた、緑
の芝生が飛びこんでくる。

僕は、自分の席を見つけ、そして、腰を下ろしてみる。
ゴールを右手に見た席であった。
こちらのスタジアムは余計なトッラクや金網などない。
まさに、選手、観客が一体になれる作りなのである。
一歩またげば、そこはグランド。
スタジアムはまさに、こうあるべきだと思う。

試合開始、10分前。
徐々に、席が埋まり始める。
やはり、ほとんどがチェルシーの勝利を疑わない人たちである。
僕の隣には、典型的なサッカーおやじが陣どっている。
ネット裏ということもあるのだろうが、
ほとんどみんな知り合いみたいな感じである。
きっと、彼らは長年、毎試合、ここに通っているのだろう。
ほんと、家族のようだ。

選手のアップが終り、
午後8時5分。
両チームの選手が、グランドへと入ってくる。
いよいよ、戦闘開始である。

(つづく)


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