同じ空の下で。
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2001年11月20日(火) イチローが、、

MVPを受賞した。
言葉足らずをお許しいただけるのであれば、
「ほんとに、すごいことだ」
としか、言えない。

日本人が(とはあまり言いたくないが)
メジャーリーグで活躍、そして首位打者、盗塁王、新人王、MVPと
奪取できること自体、少し昔までは考えられなかった。

サッカーに例えるのなら、
日本人がバロンドールを受賞するのと同じくらいに
難しいことであると思う。
(バロンドール=いわゆるヨーロッパ全域におけるMVP)


何故、イチローは活躍できたのか。。。
そう、考えると、いろいろな考えが浮かびは消え夜も寝ることができない。

もちろん、彼の才能、努力から生まれた技術。
これは、言うまでもないと思う。

だが、もっと、重要なものがあることに気づく。

つまり、それは「精神」

ここでいう、「精神」は所謂「スポコン」を差すのではなく、
「気の持ちよう=気持ち」簡単に言えば、そうなるのだろう。



以前、このような記事を読んだのを思い出した。


「4打席ノーヒットでも、5打席目が回ってくることを祈るんですよ」


これを、読んだ瞬間、鳥肌が立った。
彼にとっては、何てことのない言葉なのかもしれない。

しかし、その何てことのない言葉が、一番、その人のハートを
表わすのでないかと、僕は思う。

彼の口から発せられた言葉。
まさに、勝者のメンタリティーそのものであると思う。


「ポジティブ・シンキング」


こんな、簡単な言葉で表わすのは申し訳ないが、
これが、一番わかりやすい単語であろう。
彼のハートには間違いなく、これが宿っている。


最後に、もう一度いうが、
もちろん、考え方だけではどうにもならない世界であろう。
しかし、しっかりとした技術の上に、重ねられた
思考こそ、彼の最大の武器であるように思える。


そして、私たちに、一番必要なもの、

それが、まさに彼のような、「ハート」なのだと思う。


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