同じ空の下で。
DiaryINDEX|past|will
最近、どうも真面目な事ばかり書いている気がするが、 まぁ、それも俺なので、ご勘弁を。
ふと、思った。
「頑張って(ください)ね」という言葉に関して。
「頑張る」という言葉。ではない。
「って(ください)ね」という方である。
人間の言葉というものは、発せられた瞬間から、 大きな力を持ち、多種多様な効果を発揮する。
それは、凶器であったり、援助、救済であったり。 それゆえに、自分の言葉には責任を持たなくてはならない。
さもなければ、一度発せられた言葉は、 無責任に暴れまわるからである。
「って(ください)ね」とは、まさに、 無責任に暴れまわる可能性がある言葉である。
つまり、あまりにも、その発言者の主体性が無いからである。 この言葉には、自分という人称は含まれてこない。 すべては、貴方任せですよ。ということである。
しかし、この言葉を、 「頑張りましょう、頑張ろうね」とすると
たちまち、その発言者が含まれてくる。 つまり、人称がyouからweに移行するのだ。
その人の努力に対して、自分が何かできるかもしれないという ニュアンスが含まれてくる。 いい言葉、、だと、僕は思う。
「自分のために頑張ろう、そして、お互いのために頑張ろう」
僕がこっちに来る前に、彼女に言った言葉を思い出した。
|