霞的迷想



和洋折衷

2002年05月17日(金)

唐突だけど。
あんパンが嫌い。
餡ドーナッツも好きじゃない。
エキソン●イなんて誰が食うもんか!(仙台人だけど〜)

どうやら、中途半端(?)に和のものと洋のものが混ざったお菓子が嫌いらしいとずっと思ってました。
パンもドーナッツも好きだし、おはぎやお団子だってかなり食べます。だけどあんパンは(−”−# というくらい嫌いです。

だけど、よく考えてみたら私抹茶オレとか抹茶アイスとかはかなり大好きでぱくぱく食べるし、ほうじ茶クリームのワッフルとか、「さっぱりしていて良いv(芝村調)」なんて周りの人にも勧めてました。てへ(^^ゞ
ただ単に、「餡」(というよりむしろ「米」?)に対する思い入れとか好みの問題だったようです。 

 何故突然にそんなことを思ったのかといえば、仙台駅一階にあるずんだ屋さん……そこのシュークリームがおいしかったからなんですがね。
 ずんだ屋さんなので勿論、シュークリームの中身は「ずんだクリーム」。
 「ずんだ団子」のあの「ずんだ」と、生クリームを程良くミックスさせた「ずんだクリーム」+底を支えるカスタードクリームを、パイ風のシュー生地にぎっしり詰め込んだ、ボリュームのあるシュークリーム。
 それだけ聞くと思わず眉を顰めそうなところですが、食べてみると案外とおいしい。半ば受け狙いで私が買って帰ってから、我が家で今一番人気のシュークリームになりました。

 ……って、「和洋折衷お菓子」がイヤだとか最初に色々あげておきながら、眉を顰めそうとか言いながら、何でそんなものを買ったんだとかつっこまれそうですね(^^;
 受け狙いの残り半分は、「甘いものが食べたい」「だけどこの凶悪な何か混じってそうなバターの臭いのする食べ物何かのために並ぶ気なんかあるもんか」(同じフロアに某有名シュークリームチェーンの店舗がある)「でもわざわざここまで出てきて即帰るのもばからしいし」(2〜3冊の本のために、片道1時間近くかかる駅前まで出てきていた。まぁ、結局買った本は2〜3冊なんてものじゃなかったけど)という幾つかの気持ちがミックスされたものです。

 兎に角、そんな理由で買って帰って、食べてみたら家族の受けもよく、それから数日が過ぎて、駅前あたりまで用事で出かけた父親が帰りに買ってきたのはやはりシュークリーム。(店を見つけられず、他の店のでしたが)それから更に数日が過ぎて、私の説明に基づいて店を発見した両親は、またもや、否、今度こそまた、「ずんだシュークリーム」を買って帰ってきたのでした。
 否、おいしいけど。喜んで食べたけどさ。そんなに気に入ったか、父、母。
 私はこんなに間隔おかずシュークリームばっかりだと流石にちょっと飽きてくるなぁ(^^;

 ちなみに、山形の方には「だだちゃ豆アイス」なるものがあります。
 こっちの方は、「おいしい!」と一言で言い切れるような味ではなくて、何だかとても複雑な味わいがあります。 
 敢えて言うなら「何度か食べてしまうと病みつきになりそうな味」でしょうか。
 ご縁がありましたら是非おためし下さい。
 少なくとも、話の種にはなるでしょう。

 同じ和洋折衷ならそれでも矢っ張り抹茶ムースが良いなァ……
 兎に角それでもあんパンは嫌いです。
 あんパン●ン、私の前に来たらどんなにおなかがすいてても君の顔は食べないよ(笑)

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