思いつき日記
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2002年01月12日(土) アドレナリン全開

仕事で嫌な事があったり、上手く行かない事があったり、
こんな時、私は車にすがることがある。

つまり、今日は仕事的にいい日ではなかったということ。

最近どうも運動不足(口癖いや書き癖か)なので、水泳に行こうと準備。
すべてはオールオッケイ。

「がちゃ。」シートに体を滑り込ませて。
「かちゃ。」シートベルトオッケイ。
「ちっちっちっ。きゅるるる。ぶおーーん。」エンジンスタート。

パワステながら、結構重いステアリングを(というのはハンドル交換して
あるし、ワイドなタイヤを装着しているので)回し、車は動き出す。
プールの開始時間までは…ありゃ。ギリギリか?

少し飛ばして行こうか。混雑。ミスった。裏道を通るべきだった。
このことが伏線になる…そんな仰々しいものではないですが…急いで走らせる。

警察署の前を通った時、パトカーが全台出動していたので、今日は落ち着いて
行くと決めている。○○キロに押えて走らせる。
別に捕まることなく目的地到着。ありゃりゃ。二分オーバー。

プールには子供がうようよ。大人が沢山。ダメだこりゃ。明日にしよう。
もう少し早めに来ておけば…まいいか。

仕方が無い。お気に入りのドライブコース(飛ばすコース)へ。
いい感じだ。コース延長。延長。

?!

後から凄い勢いでやってくる車がいる!!
スカイラインだ。R32。見た目は2000CCっぽい。
ちょうど、山道へ。走り屋さんが攻めるコース。
70キロで走っていたが…山道へ入った途端全開。てへ。
私が先行、R32が後追いの形。
心を落ち着かせるため、深呼吸。
全力で逃げる…

余裕でついて来られた。全く凄い。後追い有利とはいえ、突かれそうな勢い。
私と、彼の運転技術の差が歴然としているのだろうか?
はたまた、車の性能の差なのか?(ちなみにGT−Rだった)

相手は私の技術を見切ったのか余裕でスピードを緩めた。
まるで「なーんだ。へたくそ。」と言っているかのごとく。

もう一度会いたいものだ。先生になってください。てへ

私は危険と紙一重のところに自分をさらす…あほくさ。
ちなみに危険と快楽の脳内物質は一緒だとか。

『人間というものは、朝から晩まで、不幸を招く原因ばかり作っていると
いえるのだが、そこはちゃんと何とかうまく幸運によって、愚行の結果を免れて
いるのだ。』


モーム『月と六ペンス』より


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