思いつき日記
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#夏目漱石『行人』「兄」より
>自分は女の容貌に満足する人を見ると羨ましい。女の肉に満足する人を見ても >羨ましい。自分はどうあっても女の霊というか魂というか、いわゆるスピリットを >攫まなければ満足が出来ない。
なるほどなーと思う。 私は今までそうだった気がした。 さらに、悪い事に自分から種を蒔いておいて、すっかり忘れた頃に 夢中になられていたってのが一番悪いパターンの気がする。
話は飛んで、今日いきなり、お見合いの話が来たのだけどと母に言われた。 婿に来てくれということらしい。 なんでも年上で、農家の娘さんらしい。
なんだか、こんな話が来るなんて…と愕然とした気分になった。 よく考えれば私ももう27歳来年4月で28歳。 そろそろ適齢期になってきてしまったということなのだろうか?
母親は私が結婚にまったく見向きもしないので、とくとくと話して聞かせる。 他人の例を出したり、タイミングの問題を説いたり。
よく分からない。 一人で寂しく人生を送る事の怖さ。 他人と一緒に生きてゆくことの大切さ。 人並みに子供を育ててゆく事の大切さ。 自由から束縛への転換においてしまった自分。
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