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2017年10月08日(日) 徒党を組んで騒ぐのは野次と言えるのか?

安倍首相へのやじにピリピリ=演説場所、急きょ変更−自民【17衆院選】(時事通信 2017.10.06)
安倍晋三首相の遊説にヤジや妨害相次ぐ 非公表のはずが…ツイッターで飛び交う日程(産経新聞 2017.10.07)

安倍晋三首相(自民党総裁)の街頭演説へのヤジや妨害が相次いでいる。
自民党は組織的に演説の妨害を計画するグループへの警戒から、
演説日程を直前まで公表しない異例の対応を取っているが、
演説を聞きに行きたい支持者の気持ちは複雑だ。

 「安倍やめろ!」

 7日午後、千葉県のJR柏駅前で首相が演説を始めると「お前が国難」などと書かれた
プラカードを手にした男女約20人が、首相に向けて一斉に声を張り上げた。
声は首相が演説する間、続いた。

 この前日、安倍政権に批判的とみられる人たちのツイッターでは
「明日は柏14時らしいね」などと非公表の演説日程が飛び交っていた。

 9月28日の衆院解散から今月7日まで、党本部が事前公表したのは京都など3府県の日程だけ。
非公表分について党本部は「急に決まり、公表できなかった」と説明するが、
反対派グループによる妨害行為への警戒や警備上の観点から
箝(かん)口(こう)令が敷かれているようだ。

 5日に川崎市内で行った街頭演説は、地元の候補者の事務所が日程を公表し、
情報が広がったため、当日になって急(きゅう)遽(きょ)、
小田急新百合ケ丘駅前から向ケ丘遊園駅前に場所が変更された。

 ただ、多くの聴衆を呼びたい候補者側は頭を悩ませている。
事前公表なしで首相が応援演説に入った候補者の関係者は
「有権者が来るか不安はあった。できれば事前に総裁が来ることを伝えたかった」と述べた。

 首相は7月、東京・秋葉原で行った都議選の応援演説で「帰れ」などのヤジを飛ばされた際に
「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言。
テレビが繰り返し報じ、国会では野党が追及し続けた。
自民党関係者は「あれがトラウマになっている」と話す。


東京新聞記者のツイート。



あまりにも下品な内容は顰蹙を買うとはいえ演説に野次はいいと思うんですけど、

呼びかけで集まって数十人単位の集団になって騒いで

演説を聞きたい人の権利さえ奪うのは妨害行為であって野次とは言えないでしょう。

夏の都議選で安倍首相が徒党を組んだ妨害行為に

「こんな人たちに負けるわけにはいかない」で応戦しちゃったから

反安倍層とTBSや東京新聞など一部メディアが味を占めて調子に乗ってるんですよね。

もともとが妨害と不快な行為でキレさせるのが目的で始まったものなんだし。

学校にもいるじゃないですか消しクズを投げてきたり何度も嫌がらせをするので

嫌がらせを受けた側が相手を睨んだら「怒ってるw怒ってるw」とか言う奴が。

安倍首相の選挙演説妨害してるのはこれと一緒なんです。

嫌がらせに怒ったら「キレてるw」とからかわれるので、

今度は嫌がらせを受けないように対応したら「逃げてる」や「卑怯者」と言い、

行動がエスカレートしていく構図は学校のイジメと同じ。

アイツが来るからイジメに行こうぜ!と呼びかけているのを察したら、

わざわざ、その場所には行かないでしょう。

ですが、今の時代は情報が瞬時に伝わるネット社会なので

妨害行為から完全に逃げ切ることはできないんですよね。

演説なんてゲリラ的にできないので事前に交通整理が始まっていたり、

選挙の演説カーが止まっていたりしますし、

それを目撃されたらあっという間に拡散され共有されちゃうので。

演説の妨害に行くぐらいなら同じ時間を使って

支持してる政党の候補者演説の応援に行った方がいいと思うんですよ。

党代表の応援演説があるとき以外は周囲には人もまばらで

ほんとんど誰も聞いてない候補者のほうが多いんですから。

ある意味で就職活動している必死で戦う候補者だって

応援されているのがわかったほうが勇気付けられますし、

何よりも、あの候補者人気あるんだなって周囲の人に思わせ、

演説を立ち止まって聞いてもらえることも新たな支持獲得に繋がったりしますし。

妨害するより応援のほうが有意義であり民主主義として健全と言えます。







名塚元哉 |←ホームページ