ボート、韓国開催も検討 IOC、現計画で困難なら(朝日新聞 2016.10.18)2020年東京五輪・パラリンピックのボート・カヌー会場について、国際オリンピック委員会(IOC)が、現計画の海の森水上競技場(東京湾臨海部)での実施が困難な場合を想定し、韓国での開催を検討していることが17日、分かった。複数の大会関係者が明らかにした。 小池百合子・東京都知事が長沼ボート場(宮城県登米市)への移転を含めて開催計画の見直しを検討しているが、IOCや国際競技団体は「海の森」を最善と評価している。トーマス・バッハIOC会長が18日に小池氏と会談し、開催計画について意見交換する。今後、日本側との調整が難航した場合、IOCが韓国案を持ち出す可能性がある。 IOCが検討対象としているのは、韓国・忠州市のボート場。2014年アジア大会のボート会場で、交通アクセスに課題があるものの、ボート関係者によると「数カ月あれば、五輪を開催できるような能力をもったコース」という。突然、降って沸いたこの話。IOCにしてみればホンキの案ではなくて、「ルール違反ばかりするし、日本は早く決めろや」ってことなんでしょう。【小池都知事バッハ会長会談詳報(上)】4者会合提案のバッハ会長「そこで出した結論は、きっと『もったいない』ということはないと確信」(産経新聞 2016.10.18)バッハ会長が言っているのは、ここに来て変更することは招致の競争をしていた他の都市を騙して招致したことになるので、招致した時に提出した約束は守れと小池都知事のスタンドプレーに釘を指したのでしょう。