「首相を睡眠障害に」＝民主・中川氏が発言（時事通信 2月16日）

民主党の中川正春元文部科学相は１６日、民主、維新両党の合同代議士会で、
金銭授受問題で辞任した甘利明前経済再生担当相が
睡眠障害で自宅療養していることを引き合いに、
「いよいよ攻勢を掛けていきたい。安倍晋三首相の睡眠障害を勝ち取ろう」とあいさつした。

中川氏はこの後、取材を受け、不適切との指摘に、
「政府に対して反転攻勢を掛けたいという趣旨だった。
表現が誤解を招いたとすれば、取り消したい」と釈明した。　

表現が誤解を招いたってそのままやろ。

精神疾患の病気になるほど反転攻勢で相手を追い詰めようという趣旨の発言を

政治家しかもそれを虐めをなくす取り組みをしている教育機関のトップである

元文科相の口から発せられたのですから閉口してしまいます。

睡眠障害の治療に専念する甘利氏や

病気になれと言われた安倍首相に対しても失礼な発言ですが、

一番の問題点は睡眠障害で苦しんでいたり治療を続けている

一般の人々への配慮も欠いているというところにあります。

民主・中川正春元文科相、「総理の睡眠障害を勝ち取ろう」（FNNニュース 2月17日）

民主・維新両党の合同代議士会で、中川氏は、
金銭授受問題で辞任した甘利前経済再生担当相が、睡眠障害で自宅療養していることを引き合いに、
安倍首相を睡眠障害に追い込もうと呼びかけ、代議士会は笑いに包まれた。

さらに、この配慮に欠いた発言を記者から「不適切なのでは」と言われるまで、

言った本人はおろか合同代議士会に参加していた民主と維新の両党の議員すら、

テレビカメラのある前で発言が出てそれに対して笑いがおきており、

誰も配慮に欠けた発言だと認識していないところにも問題があるのではないでしょうか。

この発言は漢字の読み間違いや読めなかったことよりも酷いと思うのですが、

野党議員の失言ならメディアはほとんど批判しませんね。

もしも、自民党の議員が政敵が病気になるぐらい追い詰めようみたいな発言をしようものなら、

大臣なら辞任するまで普通の議員なら謝罪会見を開いてカメラの前で頭を下げるまで、

連日連夜叩かれていることでしょう。

昨日、報じられた甘利氏が睡眠障害のニュースでも

バッシングしたりバカにしたりしている人たちが多かったですが、

本人の努力だけではどうにもならない病気や身体的特徴を

馬鹿にするってのはとても卑怯なことなのですが、

今の野党が安倍首相の難病潰瘍性大腸炎さえ笑っていた

マスコミ関係者やサヨク系から支持されていれば、

野党議員から他人の病を揶揄するような発言も出てくるわけで、

本当に下品な人達だと思いますね。

民主党議員ってさ、がん治療中の小松前法制局長官が治療日で予算委を欠席したのを職務全うしてないっつったり（尾立氏）、潰瘍性大腸炎寛解した安倍総理にお腹痛いっつったり（野田氏）、いくら憎い相手でも、病気を揶揄するのは人として最も下劣な行為だって意識がないんだよなぁ。障害者の（続

— うらら黒猫太平公主 (@nyancow) 2016, 2月 16

承前）お子さんを持つ猪口邦子氏に障害者の親の気持ちはわからんだろ（蓮舫氏）とかね。そして今日の安倍総理を睡眠障害に（中川氏）でしょ。とにかく冷血、人を人とも思わない発言を繰り返すこんな人達に政治を任せるなんて、怖すぎでしょ。

— うらら黒猫太平公主 (@nyancow) 2016, 2月 16

名塚元哉 ｜←ホームページ