「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」…民主党が参院選向け新ポスター 支持率低迷の現状踏まえ 「すぐに信じなくていい」とも(産経新聞 1月27日)民主党が今年夏の参院選に向け作製した新しいポスターの内容が分かった。27日に正式発表する。ポスターは3種類あり、うち1枚は、党の支持率が低迷している現状を踏まえ、「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」とアピール。続けて「そんなあなたへ。すぐに信じなくてもいい。野党として、止める役割をやらせてください」と記している。民主主義はずっと正常に機能しているんだけど、なんだ、この自分たちの意見に従わないものは民主主義じゃないと全否定しているような恥ずかしいキャッチコピーは。だいたい、2009年に絵に描いた餅の政策を数多くかかげ「一度やらせてみてください」というキャッチコピーで選挙して、それを信じて投票した人たちを悉く裏切り続けた党が、また同じようなことを言っても信用できるわけはないでしょう。それに政権を取ったら「議会制民主主義というのは期限を区切って独裁を認めること」と平気で口にしたり、原発を法の基づきもなく人治で止めるような行動をとる党が民主主義を守りたいと言っても説得力もありませんし、まず政権時代の失敗を何がいけなかったのかと総括し反省して自虐路線に走るならまだしも、与党時代の無能ぶりによって有権者に見限られ政権の座から転落したくせに、それを反省することなく今に至っているからこそ、嫌われてしまっているという自覚も微塵も感じていません。自民党の政策が嫌いでさらに民主党が嫌いなら他の野党に投票するだけだから、民主党の新しいポスターはキャッチコピーを考えたコピーライターや広告代理店もそれにOKを出した民主党幹部も全員頭が悪いという結論でいいと思いますよ。