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2016年01月16日(土) 若者のバルス離れ

<廃棄カツ転売>「冷凍ロース、メンチカツも購入」(毎日新聞 1月15日)

◇製麺業「みのりフーズ」実質的経営者が証言

 「カレーハウスCoCo壱番屋」が廃棄を委託したカツの不正転売事件で、
産廃業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)から冷凍ビーフ、チキンカツを購入していた
岐阜県羽島市の製麺業「みのりフーズ」の実質的経営者の男性(78)が
15日、取材に応じ、他に冷凍ロース、メンチカツも買っていたと証言した。
ほとんどを愛知県春日井市の業者などに転売していたという。
みのりフーズは愛知、岐阜県のこれまでの調査でビーフ、
チキンカツを転売していたことが判明していた。

男性は「壱番屋の廃棄物が出るたびにダイコーから連絡があった。
ほとんど自分が購入し、転売した」と認めた。
さらに「最初はチキンカツを無償で5〜10ケース譲り受けていた。
そのうち量が多くなって買うようになり、1取引で200ケース購入していた」と説明。
また取引の際、ダイコーから「帳簿に残すな」と言われたとも話した。

 男性はこれまで「転売はビーフカツだけ」と説明していたが、問題発覚後、
ダイコーの会長から電話で「ビーフ以外は黙っておけ」と指示され、従っていたという。
また「ダイコーに壱番屋のカツがある経緯は気になったが追及しなかった。
廃棄物とは知らなかった」と釈明した。

 男性は、約3年前にダイコーの会長と知り合い、
2014年ごろから取引を始めたとしている。

 また壱番屋(愛知県一宮市)は15日、冷凍ビーフ、チキンカツ以外にも、
ロースカツやナポリタンソースなどが横流しされた可能性があると発表した。
廃棄を委託したダイコーの横流しが判明したため、
過去1年に廃棄品として引き渡した製品の公表を決めた。

 いずれも冷凍で、ロースカツ約6500枚▽メンチカツ約1000枚
▽ナポリタンソース約680袋▽ラーメンスープ約240袋−−の4種類。

 壱番屋はホームページで製品の外装を公表、手元にあっても食べないよう呼びかけている。


メディアの報道を見ていたら、「大量廃棄もったいない」という論調もあります。

確かに食品の大量廃棄は「もったいない」とは思うのですが、

異物が混入したかもしれないもの見て見ぬ振りして流通させたことや、

本当に小さなものであっても異物混入が発覚したら、

それこそメディアは衛生管理はどうなっているのかなどと言って袋叩きにするわけで、

どちらにしても批判しているんじゃないでしょうかね。

異物混入が相次いだマクドナルドの衰退を考えれば、

壱番屋の対応は顧客を守り社の信用と従業員を守る行為でありますから、

ちゃんと対応が取れる企業だと思います。



むしろ今回の場合、責められるべきは、

廃棄処理の費用を壱番屋から受け取りながら、

その商品を転売して二重に儲け書類偽造もして隠蔽していた廃棄物処理業者と

廃棄食品と知っていながら業者から買い取り販売していたスーパーではないでしょうか。

↓スーパーの張り紙は責任転嫁してますが。



Twitterユーザーの“バルス離れ”か? 秒間バルスツイート数の記録更新ならず、前回から半減(Impress Watch 1月16日)

ラピュタの放送の度に盛り上がっていた「バルス」は、

ネット掲示板2ちゃんねるで、

「多くの人がいっせいに『バルス』と書き込んだらサーバーが落とせるのではないか」

という誰かが思いついた遊びを提案した書き込みを発端にして、

みんな自発的に書き込んで、

それが広まって大量になって自然発生的に

2ちゃんやツイッターでいつも盛り上がっていただけなのに、

調子に乗ったテレビ局が「バルスカウントダウン」で一緒に遊びましょうなんてやり出して、

デジタル放送では「バルスまで、あと何分何十秒」なんてずっと時間が出ていたようで、

そろそろ来るぞっていう気分の高まりが半減して逆に白けて離れますよね。

それに、CMの度にテレビ画面に「滅びの呪文バルスは何時何分に言うか予想しよう」

みたいなテロップが入ることで、

初見の子供たちにネタバレしているわけですから、

この企画を考えた人はバカなんじゃないかって思いますよ。








名塚元哉 |←ホームページ