ランダムに画像を表示










もくじ過去未来

2015年11月10日(火) 強引に流行語にされる大賞

流行語大賞 候補50語発表「五郎丸ポーズ」「ラッスン」など(スポニチ 11月10日)

年末恒例「2015ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の
候補50語が10日、公式サイトで発表された。
芸能関連からリズムネタ「ラッスンゴレライ」「あったかいんだからぁ♪」、
スポーツ関連からラグビーの「五郎丸ポーズ」などがノミネート。
トップテン&年間大賞は12月1日に決まる。

芸能関連は、お笑いから8・6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」、
クマムシの「あったかいんだからぁ」、
とにかく明るい安村(33)の「安心して下さい、穿いてますよ。」がノミネート。
昨年の年間大賞に輝いた日本エレキテル連合の「ダメよ〜ダメダメ」に続くか注目される。

 女優の吹石一恵(33)と9月に電撃結婚し、
世の女性から悲鳴が上がった歌手で俳優の福山雅治(46)の「福山ロス(ましゃロス)」、
ピース・又吉直樹(35)による芸人初の芥川賞受賞作「火花」も選ばれた。

 スポーツ関連は、9〜10月に行われたラグビーの第8回ワールドカップ(W杯)
イングランド大会で優勝候補・南アフリカから歴史的な金星を挙げ、
1次リーグで3勝しなら初めて決勝トーナメント進出を逃して“最強の敗者”となった
日本代表を牽引したFB五郎丸歩(29=ヤマハ発動機)のキック前の
「五郎丸ポーズ」「ルーティン」が目玉。流行語大賞でも旋風を巻き起こすか。

 社会関連は、9月19日未明に成立し、歴代政権が禁じてきた集団的自衛権の行使を
可能にする安全保障関連法に絡むものが「戦争法案」「粛々と」
「国民の理解が深まっていない」など多数入った。

 大きな問題となった新国立競技場の「白紙撤回」や
2020年東京五輪の「エンブレム」もノミネートされた。

 候補50語は以下の通り。

 爆買い/インバウンド/刀剣女子/ラブライバー/アゴクイ/ドラゲナイ/
プロ彼女/ラッスンゴレライ/あったかいんだからぁ。/はい、論破!/
安心して下さい。穿いてますよ。/福山ロス(ましゃロス)/まいにち、修造!/
火花/結果にコミットする/五郎丸ポーズ/トリプルスリー/1億総活躍社会/
エンブレム/上級国民/白紙撤回/I AM KENJI/I am not ABE/
粛々と/切れ目のない対応/存立危機事態/駆けつけ警護/国民の理解が深まっていない/
レッテル貼り/テロに屈しない/早く質問しろよ/アベ政治を許さない/
戦争法案/自民党、感じ悪いよね/シールズ(SEALDs)/とりま、廃案/
大阪都構想/マイナンバー/下流老人/チャレンジ/オワハラ/スーパームーン/
北陸新幹線/ドローン/ミニマリスト/ルーティン/モラハラ/フレミネー/
サードウェーブコーヒー/おにぎらず


候補のほとんどが日常生活でも使ったこともない言葉や

初めて聞いた言葉も入っているのですが、

候補を見てると、ほとんどがマスコミの中だけで流行っていた言葉か

強引に流行らせた(流行らせようとしていた)言葉が大半ですよね。

昔に比べると流行っているかと思ったらすぐ下火になって、

流行語としての入れ替わりのサイクルが早すぎるので、

「ラッスンゴレライ」「あったかいんだからぁ♪」なんて、もう誰も言ってないんですもんね。

家の前は小学校の通学路なんですが、

9月頃に子供たちが「ラッスンゴリラだったっけ?」「レッスンゴリライやで」と

言いながら歩いている声が聞こえたので、

春ぐらいに流行っていたギャグでもすぐに忘れ去れる時代なのか、と思いましたし。

流行語大賞に関しては、姜尚中氏鳥越俊太郎氏やくみつる氏といった

選ぶ側の審査員が偏ったサヨク揃いなので、

I AM KENJI・I am not ABE・アベ政治を許さない・
戦争法案・自民党感じ悪いよね・シールズ・とりま廃案

などなど安倍政権や安保法案がらみの物が多く選考の段階からかなり偏りすぎですし、

アベ政治を許さない・戦争法案・自民党感じ悪いよね・シールズ・とりま廃案  

といった一部の人たちの間で使われていた言葉のどれかは

強引に流行語としてトップ10に確実に選ばれることでしょう。

というか、候補の中のI am not ABEなんて古賀茂明氏がひとりで言ってただけで、

世間一般に広く使われてないもので流行でもなんでもないでしょう。

とにもかくにも、一企業の宣伝だった企画が年々政治色丸出しになってきて白けてきますね。








名塚元哉 |←ホームページ