ドイツに100万人、日本11人 難民問題こそ米国に追従を(朝日新聞 11月7日)9月の国連総会における安倍首相の記者会見を聞いて、恥ずかしく思った人は多いのではないでしょうか。 シリアの難民を日本が受け入れる可能性についてどう考えるか。外国通信社の記者に問われて、首相は概略こう答えました。 「人口問題として申し上げれば、われわれは移民を受け入れるよりも前にやるべきことがあり、それは女性や高齢者の活躍であり、出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手がある」「難民」受け入れの可否について尋ねられているのに、いつの間にか「移民」政策について答えています。言うまでもなく、前者は政治信条、宗教などを理由とする迫害や戦争から逃れ、自国を離れた人々、後者は主に経済的理由から外国に移り住んだ人々です。我が国トップが難民と移民の区別もできないとすれば、がっくりです。 ドイツには今年1年間だけで100万人の難民が流入すると推測されています。人口比で日本に置き直すと、日本に150万人の難民がやってくる計算です。あまりの数に、積極的な難民受け入れを表明したメルケル首相への礼賛は薄れ、逆に風当たりがきつくなっているようですが、難民政策最後進国の日本に笑う資格はありません。昨年1年間の難民認定はわずか11人です。 ただ、朗報もあります。米国は、今後1年で1万人のシリア難民を受け入れると表明しました。米国のやることにノーとは言わない安倍首相のこと、難民問題でも、きっと米国に追従してくれるに違いありません。朝日新聞はこう仰ってますが、現実問題としてシリア難民の方々で言葉も風習も違う遠い異国の日本に受け入れてほしいと思っている人たちはどれぐらいいらっしゃるんでしょうかね?報道特集でも「難民を受け入れよう」という特集をやっていたんですけど、難民を受け入れるだけなら簡単なことなのかもしれませんが、受け入れ態勢が整っているならまだしも、その態勢が整ってない中で受け入れれば、言葉も分からない風習も違う国に来て一番苦労するのは当然の事ながら難民です。難民とは違いますが中国残留孤児の方々も言葉の問題や、周囲の無理解や差別や学校での虐めや貧困など多くの苦労が耐えませんでした。サポートが整わない中で同じようにシリア難民を受け入れても、就労に苦労しての貧困や差別は偏見などの多くの問題に晒されます。受け入れた難民が苦労すればするほど、マスメディアにすれば新たな報道のネタになって美味しいので、無責任に受け入れるべきと言ってるのでしょうけど、本当に難民のことを第一に考えるのであれば、難民の方々が日本へ来てよかったと思えるように、私たち受け入れる側の態勢を整えるのが先ではないでしょうか。◆側溝に5時間寝そべりスカートの中のぞく…溝から「髪の毛」はみ出て発覚 神戸、28歳会社員逮捕(産経新聞 11月9日)道路の側溝内にあおむけに寝そべり、女性のスカートの中をのぞき見ようとしたとして、兵庫県警東灘署は9日、県迷惑防止条例違反容疑で神戸市東灘区深江北町、会社員の男(28)を逮捕した。「のぞいたことに間違いない」と容疑を認めている。■2年前も逮捕…「生まれ変わったら『道』になりたい」 逮捕容疑は8月16日午前7時50分ごろ、同区岡本の道路にある深さ約60センチの側溝にあおむけに寝そべり、格子状のふたのすき間から通行中の女性(37)のスカートの中をのぞき見ようとしたとしている。 同署によると、男は同日午前3時ごろから約5時間にわたって側溝内に潜り込み、スマートフォンを手に盗撮の機会をうかがっていた。被害女性が側溝のふたから髪の毛が出ているのを不審に思って足元に視線を落としたところ、男と目が合い110番。駆けつけた同署員が事情を聴いていた。 男のスマホには側溝内から複数の女性のスカート内を盗撮したとみられる動画や画像が残っており、同署は同様の手口で犯行を繰り返していた可能性があるとみて調べている。 男は平成25年6月にも同区森北町の甲南女子大近くの道路の側溝の中に忍び込み、女性のスカートの中をのぞき見したとして同容疑で逮捕されており、当時は「生まれ変わったら道になりたい」などと供述していた。見出しを見て数年前にも同じような事件があったことを思い出して、記事を呼んでみたら同じ容疑者だったという・・・。逮捕されるだけじゃ病気は治りませんねぇ。