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2015年08月16日(日) 別の視点からの戦争ドキュメンタリーが見てみたい。

戦後70年談話:「評価する」44% おわび表現「適切」42% 共同通信調査(毎日新聞 8月16日)

共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査によると、
戦後70年に当たって安倍晋三首相が発表した首相談話を「評価する」との回答は44・2%、
「評価しない」は37・0%だった。
談話で、先の大戦をめぐる「おわび」に言及する一方、
後の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならないと表明したことに関しては
「おわびの表現として適切だ」が42・7%、
「適切ではない」が23・6%、
「おわびに言及する必要はなかった」が24・2%となった。


 新国立競技場の総工費が膨らんで建設計画が見直されることになった問題について、
安倍政権に「責任があると思う」は「ある程度」を含めて78・5%。
「あまり責任はないと思う」「責任はないと思う」は合わせて18・4%だった。

 内閣支持率は43・2%で、前回7月17、18日の37・7%から上昇した。
不支持率は46・4%だった。


世論調査で「安倍談話」を評価するor評価しないで回答した人が

全文を読んで判断したのか報道で断片的に見ただけで判断したのかはわかりませんが、

メディアが否定的に扱っているにも関わらず評価するの方が高いのは意外な結果でした。



もしかしたら、談話発表前日の鳩山由紀夫に土下座を見て、

あれは外交上たいへん不味い行為で、その土下座に比べたら、

謝罪の意思も感じ取れて外交面でも数万倍ちゃんとしていると

判断されたからなのかもしれません(笑)

ところで「安倍談話」は中韓が批判のコメントを出しても全体としては一定の評価を下しているのに、

我が国のサヨクだけが文章を読み解ける能力に欠けるからか、

内容に関しての批判ではなく「長すぎる」とかどうでもいいことで批判しまくって、

逆に浮いているんですよね。


◆ 昨日は8月15日で70年目の終戦の日でしたが、

70年目の節目の年でもありますし、

審議されている安保法案で国を守ることについての感心の高まりも加わって、

マスメディアも戦争特集に力を入れていたわけですが、

でも節目の年に限らず毎年のように特集番組やドラマなど力を入れてやってるので、

逆に戦争を考えることについて意識が薄れてしまっているように感じるんですよね。

それに戦争の悲惨さばかりをクローズアップしますが、

どうしてこの悲惨な結果になった戦争に突入したのか、

そんな視点から戦争を捉え同じ道に進まないように

反戦のメッセージにするという番組がありません。

悲惨でおろかな面から戦争を知ることも大切ですが、
 
戦争に至った経緯、なぜ戦争を選んだのかなどの視点から

過去の歴史を学び教訓にするというドキュメンタリーも見てみたいと感じますね。

その点を踏まえると戦争に至った経緯から入り反省とお詫びに繋げ、

その反省からどのような平和外交に繋いでいくかという「安倍談話」は合格点なのですよね。





安倍談話は安倍首相が第一次安倍内閣でできなかった

戦後レジームの脱却の1つだということが分かりますよね。







名塚元哉 |←ホームページ