安倍首相、生出演 「戦争法案、徴兵制、全部間違ってます」(FNN News 7月21日)安倍首相が20日の「みんなのニュース」に生出演。さまざまな疑問について直撃した。(衆議院を通過した安全保障関連法案。最大のポイントは国民の理解が広がっていないという点だと思うが?)よく、「戦争をしたいんですか?」と言われるんですね。「戦争法案」ともいわれています。これ全く逆でしてね。むしろ、戦争を未然に防ぐための法制なんです。言ってみれば、戸締まりをしっかりやりましょうねと。町内みんなで協力して戸締まりをしていきましょうという法案であって、誰か特定の泥棒をやっつけようということではなく、しっかりと戸締まりをしていこうという法制を今、進めているということで、そのこともよく理解していただけるように、説明していきたいと思ってるんです。(まだ理解は広がっていないという認識?)いわば、ある種のイメージを張りつけられてしまったなと。ずいぶん、それから誤解もあって、今、最初に申し上げたように、戦争法案とか徴兵制とか、これ、全部間違ってます。間違っているということを、次の参議院の審議を通じて、わかりやすく説明していきたい。ただ、国会の議論はどうしても、法律論・憲法論に偏りがちですので、なかなか一般の皆さんにはわかりにくい議論に、残念ながら、なってしまっているのかなと思いますので、そういう意味で、きょう番組にも出させていただいて、できるかぎり、わかりやすく説明させていただきたいと思います。(視聴者からは、「アメリカから言われたから?」、「メリット、デメリットをはっきり知りたい」、「なんでそんなに急ぐんですか?」など、さまざまな疑問の声が上がっているが?)なんで、そんなに急ぐのと、こう言われるんですね。それは、先ほども申し上げましたように、戸締まりをしっかりしていこうということなんです。かつては、雨戸だけ閉めておけばよかったんです。雨戸だけ閉めておけば、泥棒を防いで、自分の財産を家に置いておいても守ることができたんですね。でも、今はどうでしょう。例えば、振り込め詐欺だとか、電話がかかってきますね。それへの対応もありますし、口座が電子的にとられてしまうという事態にもなっています。そういう事態に、やっぱり備えていなければいけない。たまたま今、何も起こっていないかもしれませんけど、備えていなければ、そういう事態が起こるかもしれない。まさに、そうした戸締まり。国民の命や自由や幸福を守るためには、今からしっかりと備えをしておくことによって、何か、よこしまな考えを持っている人は、日本を侵略するのをやめておこうということになっていくんですね。つまり未然に防ぐための法律は、もうずいぶん、安全保障環境厳しくなっていますから、わたしは、政治家の責任というのは、国民の命や、幸せな平和な暮らしを守ることですから、その責任を果たさなければならないと思っております。安保法案は「戸締まり」のため 安倍首相、みんなのニュースに生出演(The Huffington Post 7月20日)安倍晋三首相が7月20日、フジテレビ系の「みんなのニュース」に生出演した。安全保障関連法案が衆院を通過したことを受けて、自ら「国民に向けて分かりやすく解説する」ことが目的。安倍首相は6日の自民党役員会で、法案への理解が進まない現状に関し「本当はテレビ番組に出たいのだが、どこも呼んでくれない」と漏らしていた。冒頭で安倍首相は、視聴者から寄せられた「なぜ法制化を急ぐのか?」という質問に対して「戸締まりをしっかりするため」などと説明した。しかし、ネット上で「そんな話なの?」「余計分からないよ」といった戸惑いの声が広がっている。■「前は雨戸だけ閉めておけばよかった」フジテレビの伊藤利尋アナウンサーと、安倍首相のやり取りは以下の通り。伊藤アナウンサー:番組では安保法制について、国民の疑問を100個、集めました。いろいろとあるんですが、「アメリカに言われたからではないか?」。「メリット、デメリットをはっきりと知りたい?」。「なんでこんなに焦ってらっしゃるのか」。結構、ふわっとした言い方ですが、もやもやした国民が多いと思うんですよ。安倍首相:「なんでそんなに急ぐの?」と言われるんですね。戸締まりをしっかりしていこう。ということなんですね。かつては雨戸だけ閉めておけば、よかったんです。雨戸だけ閉めておけば、泥棒を防いで自分の財産を家に置いておいても、守ることができたんです。でも、今はどうでしょうか。たとえば振り込め詐欺なんて、電話がかかってきますね。それへの対応もありますし、自分の財産が電子的に取られてしまうという事態にもなってます。そういう事態に備えていなければいけない。たまたま今は何も起こってないけれど、備えていなければ、そういう事態が起こるかもしれない。まさにそうした『戸締まり』。国民の命や自由や幸福を守るためには、今からしっかりと備えをしておくことによってですね。何かよこしまな考えを持っている人が、『日本を侵略するのをやめておこう』となっていくんです。つまり未然に防ぐための法律は、もう随分、安全保障環境が厳しくなってますから、私は政治家の責任というおは国民の命や幸せな生活を守ることですから、その責任を果たさなきゃいけないと思っているんです。私はこの番組を見ていなかったので後ほどネットで全編を見ました。安倍首相が家の模型を使って安保法案に関して説明したわけですが、わざわざ首相がやるべきことなのかと思えましたし、しかも「安保法案って何?」と初歩なところからですから、まだ国民の理解とはそんなもんなのかと情けなくなったりもしました。政府案の中身については国会でも散々議論されてますし、自民党サイトで読める法案に関する資料も専門用語も含まれ難しいと言うのであれば、マスメディアが賛否巻き起こる法案の中身を噛み砕いて分かりやすく説明すればいいし、それが本来のメディアの役割でもあるのですが、出てくるものといえば、戦争になるとか徴兵制になるとか反対派のトンチンカンな妄言ばかりをピックアップ。これで法案に理解が深まっていないって当たり前のことではないでしょうか。防衛と防災は身近で同じようなもので、防衛なんて身近な事に置き換えると外出中に泥棒が入ってこない保証は100%ないから戸締りを徹底する監視カメラを取り付けるとかセコムを利用するとか念のための備えを行いますし、近所で子供が巻き込まれる事件が起きたとか放火が相次いでいるとなったら、一人で対応するのは怖いから近所の人たちと協力してパトロールしたりして警戒するのと一緒で、国民みんなが万が一に備えて、また何か起きれば被害を拡大させないような備えは必要と分かっているように相手にヘンな気を起こさせないためにも備えて防衛する必要があるのも同じことなのですが、こと防衛となると拒否反応が出てくるのか本当に不思議です。安倍総理出演の感想。突っ込みどころ満載な戸締りや火事の例えでしか説得できない(と官邸が考えている)人達との間でコミュニケーションが成立することを「国民の理解」の前提にする限り、いちばん即効性があるのは北からミサイル撃ち込まれるとかモノホンの危機事態が起きることだろうなあ。— 竹田圭吾 (@KeigoTakeda) 2015, 7月 20 曖昧模糊とした危機存立事態ではなく森本氏が触れてたリアルな情勢まで視野に入れても、安保法制の話をすると「戦争する国になっちゃうの」と応答されてしまう構造で、そこまで無理にやさしく説明しようとする意味がわからない。むしろ安全保障のプロや憲法学者の理解が深まる努力をすべきでないかね。— 竹田圭吾 (@KeigoTakeda) 2015, 7月 20 北朝鮮がミサイルを撃ってきたりと本当の緊急事態になって、やっと目が覚める人も出てくるだろうけど、安保法案の反対運動やメディアの幼稚な報道を見ている限り、虐められるほうに問題があると「日本が悪い」と言ってる人達も多いでしょうね。それに、安倍首相がテレビ出演して噛み砕いて説明しても「分からない」と説明しても聞く耳もたない人や理解しようとする気すら怠る人はもうほっておいていいと思うんですよね。なんぼ時間があっても足らない。それにしても、政府としては中国の軍拡に備えて防衛強化も含めた改憲が本来は理想だったと思うのですが、敗戦によるアレルギーなのか教育の成果なのか分かりませんが、過去に戦争をして敗戦してる国なんて他にもたくさんありますけど、平和が一番だし戦争はこりごりで反対だけども、また他国から攻撃されないとは言い切れないから、せめて防衛だけでもしっかりしておかなければという意識があるのに、その意識さえ欠如しているのって我が国だけで、日本人独特な「引きこもっていれば安全が保たれる」みたいな鎖国平和主義者が多く、改憲が難しいからこその安保法案になったと思いますが、たかだか集団的自衛権でもこんな感じだと憲法改正なんて一生無理なんじゃないのと思えてきましたよ。
安倍総理出演の感想。突っ込みどころ満載な戸締りや火事の例えでしか説得できない(と官邸が考えている)人達との間でコミュニケーションが成立することを「国民の理解」の前提にする限り、いちばん即効性があるのは北からミサイル撃ち込まれるとかモノホンの危機事態が起きることだろうなあ。— 竹田圭吾 (@KeigoTakeda) 2015, 7月 20
安倍総理出演の感想。突っ込みどころ満載な戸締りや火事の例えでしか説得できない(と官邸が考えている)人達との間でコミュニケーションが成立することを「国民の理解」の前提にする限り、いちばん即効性があるのは北からミサイル撃ち込まれるとかモノホンの危機事態が起きることだろうなあ。
曖昧模糊とした危機存立事態ではなく森本氏が触れてたリアルな情勢まで視野に入れても、安保法制の話をすると「戦争する国になっちゃうの」と応答されてしまう構造で、そこまで無理にやさしく説明しようとする意味がわからない。むしろ安全保障のプロや憲法学者の理解が深まる努力をすべきでないかね。— 竹田圭吾 (@KeigoTakeda) 2015, 7月 20
曖昧模糊とした危機存立事態ではなく森本氏が触れてたリアルな情勢まで視野に入れても、安保法制の話をすると「戦争する国になっちゃうの」と応答されてしまう構造で、そこまで無理にやさしく説明しようとする意味がわからない。むしろ安全保障のプロや憲法学者の理解が深まる努力をすべきでないかね。