安保法案、衆院特別委可決…自・公の賛成多数で(読売新聞 7月15日)今国会最大の焦点となっている安全保障関連法案は15日、衆院平和安全法制特別委員会(浜田靖一委員長)で採決が行われ、自民、公明両党の賛成多数で可決された。 民主、維新、共産の野党3党は反発し、採決に加わらなかった。与党は、関連法案を16日の衆院本会議で可決、参院に送付する方針だ。 特別委では、採決に先立ち、締めくくり質疑が行われた。安倍首相は答弁で、法整備の意義について「安全保障環境の変化に目をこらさないといけない。国民の命を守るために切れ目ない対応を可能とする今回の法制が必要だ」と強調。「残念ながらまだ国民の理解が進んでいる状況ではない。国民の理解が進むようにしていきたい」とも語った。 民主党の長妻昭代表代行は「国民に説明を尽くしたのか。強行採決は到底認められない」と述べ、採決の取りやめを首相に求めた。維新の党の下地幹郎氏は「世論調査をみると、充実した審議にあたらない」と審議継続を訴えた。委員会での採決の模様がNHKのお昼のニュースで生中継されていましたけど、酷かったですね、すごく酷かったですね。NHKの中継が無かったのでネットの中継を見ていたのですが、質問時間にはほとんど人がいなかったのに、採決のときが近づいてNHKで中継されるころにプラカードを持った議員が騒ぎながらぞろぞろ入ってきたのですが、国会内にデモ隊がなだれ込んできたのかと思いましたよ。しかもテレビカメラのある記者席のほうに向けてプラカードを掲げているので、支持者向けのパフォーマンスでしかないのですけど、なんか質の悪いコントで頭抱えてくなりますよ。プラカードを掲げて大騒ぎしていたのは民主党の議員だけみたいですが、審議拒否をして時間を無駄にして最後はお手製のプラカードで大騒ぎするだけ、しかも、そこに書かれている文字は「自民党感じ悪いよね」や「アベ政治を許さない」で、巷のサヨクが反対運動に使っている標語で、それを利用している民主党の情けなさ。許可された文書以外は持ち込まないという議会のルールがあるのですが、このプラカードは理事会の承認を得てないでしょうから、立憲主義のルールすら守ってないわけで、正直、大事なところでこんなバカ騒ぎしかできないお前らのほうが感じ悪いよって思いますよ。さらに、NHKの中継が終わって散会になったら、さっきまで反対して大騒ぎしていた議員がすぐに静かになってプラカードをポイ捨てしてそのまま昼食のため議場から出て行ったので茶番ですわ。こういうくだらないパフォーマンスをするぐらいなら、国会審議の割り当てられた時間を使って、自民党案には問題点も多いのですから問題点の指摘や矛盾点を追求したり、対案を出して審議に参加していれば頑張っているという印象を与え、法案に賛成反対のどちらの有権者からも野党はちゃんと評価されるのに、審議拒否し対案も採決の日が近づくまで出さないで、野党からの質問に9割時間を割り振った110時間の審議を経て尚も「審議時間が足りない」「納得できる説明してない」と主張し、挙句の果てに今回のプラカード作戦。法案に問題ありと反対するなら、自分たちなら国民と国土をどうやって守るのかの代案も示して議論を戦わせるべきところを野党は「戦争になる」「徴兵制がくる」「強行採決」など国民にネガティブなイメージを植えつけるばかりで、反対のための反対をしているだけ国民のことなんてちっとも考えてませんよ。まともな野党はいつになったら誕生するのでしょうか。