ランダムに画像を表示










もくじ過去未来

2014年11月23日(日) 小学校4年生になりすました人の政治サイトが大炎上

「小4が作った」は嘘 解散問うサイト炎上でNPO団体代表が謝罪(スポニチ 11月22日)

「10歳の中村」を名乗るユーザーが作った衆院解散の是非問うサイト
「どうして解散するんですか?」が21日からインターネット上で注目を浴び、
「小学4年生が作ったとは思えない」と炎上。
関与を疑われていたNPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」の代表・青木大和氏(20)が22日、
ツイッターで「今回の一連の騒動は全て私1人が行いました」と謝罪した。

 「どうして解散するんですか?」は「10歳の中村」が、
小学生になりすました視点から今回の衆院解散について疑義を提示。
民主党のマスコットキャラクター・民主くんや
乙武洋匡氏(38)がツイッターで拡散するなどして注目を集めた。

 だが、サイトの作りが小学生が作ったとは思えないほどの高品質だったことから疑惑の声が噴出。
サイトのドメインと類似する「why−kaisan.jp」を
「僕らの一歩が日本を変える。」が取得していたことから、同団体の関与も疑われていた。

 同団体は当初公式サイトで「団体としてサイトを作ったり意見を発信したりなどはしておりません」と関与を否定していたが、
団体代表の青木氏が自身が単独で行ったことだと告白。
「皆さんこの度はお騒がせしてしまい大変申し訳ありませんでした。
今回の一連の騒動は全て私1人が行いました。全ての責任は私がとらせて頂きます。
多くの皆様に多大なるご迷惑をおかけ致しました」と謝罪した。

 「どうして解散するんですか?」のサイト上で今回の解散に疑問を持ち、サイトを作ったと経緯を説明。
「僕が小学4年生を自演することで面白いと皆さんに受け止められ、
より多くの方を巻き込んだ形で、今回の選挙の意義を語り合うことができるのではないかと考えました」と
小学校4年生に扮した理由も明かした。

 そのうえで「今回の行動は僕個人で行ったことであり、
どの組織とも一切関係ありません。これだけは、誓って間違いありません」と
「僕らの一歩が日本を変える。」の関与は改めて否定した。


問題になったサイト「どうして解散するんですか?」

今は謝罪文だけになっていますが、

開設当初はデザインやシステムなどでとても手が込んでおり、

文章の端々に小4で習っていない漢字が使われていたりと、

専門的なシステムも組み込まれ小学4年生が作れそうにないし、

作れたとしても解散してすぐに開設できるようにするには

徹夜しなきゃいけないようなサイトだし、

子供っぽい文体を無理に作ろうとした結果、

大人びてるんだか子供なんだかどっちつかずの

違和感を与える気持ち悪い言葉遣いになってしまっていたことなどから、

なんだかとても怪しい…とすぐに解析が行われ次々に出てくる事実の数々、

しかし、それは否定する自称小4の子供との戦いは、

見ていてなかなか面白いものがありました。

一連の騒動についてはニュースサイトやブログや

togetterやNAVERのまとめが詳しいので、そちらを参考にしてもらうとして、


【速報】自称小学4年生が作った安倍政権批判サイトは
TehuとNPO法人「僕らの一歩が日本を変える」が仕掛けたステマだった
(netgeek 11月22日)
NPO法人「僕らの一歩が日本を変える」が内閣府のリストに登録されていない謎(netgeek 11月22日)

「小学4年生」でないことを証明していくツイッターの集合知が凄い(さまざまなめりっと 11月23日)


【悲報】小学4年生が作った政治系サイトが早くも小学生が作ってないとバレる #どうして解散するんですか

#どうして解散するんですか 宴の始末編

子供を利用したり子供に成りすまして政治的発言や活動をするのは左翼の伝統芸ですが、

政治家や著名人にスパムを送り付ける仕様なのがかなり悪質なんですよね。

そして、みなさんの意見を聞きたいと言いながら、

なぜか紹介されていたものは安倍政権批判のツイートばかりで一方的、

サイト自体が安倍政権ちゃかす感じでした。

サイトを製作した青木大和氏が所属するNPO団体は民主党と繋がりが深く、

民主党のサイトでも何度か登場していますし、

最初にこのサイトを紹介したのが民主党広報のTwitterアカウントなのも

なんだか用意周到で怪しいものがありました。

(だからと言って民主党が仕掛けた行為だとは断定しませんが。)

というか、「なんで解散する必要があるの?」という声は多くあるのですから、

成人した大人がわざわざ小学生に成りすましてまでサイトを作らなくても、

1人の大人としてサイトを公開し「みなさまの意見を聞かせてください」なら

ここまで炎上することもなかったのではないでしょうか。

小学生に成りすまして姑息な行為に及んだことで、

若い世代に政治的関心を持ってもらうためという行為が、

なんだこの気持ち悪いサイトとして逆の意味で注目を集め、

ネット民の解析によって炎上し暇つぶしのおもちゃとして消費され

政治的関心なんて生まれることはありませんでした。

そして、公開された謝罪文が謝罪文になっておらず、

謝罪文

謝罪より「僕のおかげで政治に関心持てたでしょw」という

人を小ばかにした自己主張が前面に出てしまっていて反感を与え、

まるで世界のヘイポーの謝罪文を彷彿とさせ、

この謝罪文こそが小学4年生ぽい完成度でしたというオチでさらには批判されるのでした。

さらに、このサイトの問題点は他にもあります。

まず、これが仮に本物の小学生が行ったものとしても

未成年が政治活動に関することをネットで行ってはいけないことと

NPOが特定の政党を支持または不支持を表明する政治活動をしてもいけないという

重い罰則がある違法行為を行っているということです。

ところが、左派系の人たちは方法がまずかっただけで

問題提起としては良いのではないかとこの違法行為を擁護しています。

根本的なことが分かっていませんよね。















名塚元哉 |←ホームページ