先日、紹介した産経新聞の「生活の党、小沢氏除き民主へ鞍替え」はやっぱり誤報だったようです。正確には2人だけ民主党に鞍替えでした。生活の党:鈴木克昌氏と小宮山泰子氏 離党し民主に復党へ(毎日新聞 11月21日)産経も誤報が多いですなぁ。◆渡辺新党結成へ 党名に「みんな」は使えず(産経新聞 11月22日)解党が決まったみんなの党の渡辺喜美前代表が、離党して新党を結成することが22日、分かった。24日にも記者会見して表明する。関係者によると、19日のみんなの党両院議員総会で解党に反対した渡辺氏のほか、同調した三谷英弘前衆院議員、井上義行、薬師寺道代、渡辺美知太郎の各参院議員が参加し、政党要件を満たす5人を確保した。 代表には渡辺氏が就任し、教育減税など若い世代向けの政策を柱に据える。渡辺氏は21日、記者団に「てこの原理で安倍晋三内閣を動かすことで、政策を実現できる」と述べ、政権への協力姿勢を示した。 衆院選には北関東や東京を中心に10人程度の候補者擁立を目指す。ただ、みんなの党が28日に解党し、公示日の12月2日に総務省などに届け出る方針のため、新党名に「みんな」は使えない。有権者に浸透するのは難しい情勢だ。「おれの党」にしよう。◆14神奈川衆院選:民主、12区で阿部知子氏を公認へ(神奈川新聞 11月21日)民主党は21日、衆院選の神奈川12区(藤沢市、高座郡)で、阿部知子前衆院議員を公認候補として擁立することを決めた。手続きを進めており、近く正式決定する。 県庁で会見した同党県連の金子洋一代表は「阿部さんとは大きな違いがあるわけではない。力を合わせることで、与党を止めるプラス効果がある」と話した。 12区の民主候補をめぐっては、元金融担当相の中塚一宏氏が出馬辞退の意向を固める一方、平和など政治的立場に共通点があるとして、党本部が阿部氏への協力を探っていた。21日午前、岡田克也代表代行と12区の地方議員らが党本部で面談した際、党側から阿部氏を公認する意向が伝えられ、地元が了承した。 斎藤健夫県議(藤沢市)は「非自民という枠組みで、中塚さんと阿部さんの支持層がまとまりのある勢力をつくることが求められていると前向きに受け止めたい」と述べた。 阿部氏は神奈川新聞社の取材に対し「今の『一強多弱』に対抗するためにも、候補を一本化し国民の受け皿を作ることは必要。私と中塚さんが戦って自民党を利することは望むところではない。中塚さんが応援していただけることは非常にありがたい」と話した。 阿部氏は前回衆院選直前に社民党を離党し、日本未来の党で12区から出馬、比例復活で現在5期目。大地票、勝敗の鍵 道7区鈴木氏民主公認へ 道内共闘、自民は警戒(北海道新聞 11月22日)衆院が解散された21日、新党大地の鈴木貴子前衆院議員(28)が道7区(釧路、根室管内)から民主党公認で出馬する方向となり、民主と大地の道内での選挙協力が成立する公算となった。これまで道内政治に一定の存在感を示し続けてきた大地の鈴木宗男代表による今回の判断は、12月14日投開票の衆院選で道内各選挙区にも微妙な影響を及ぼしそうだ。 以前に産経の記事でありましたが、民主党は反自民というだけで候補者を擁立して選挙を戦うんですね。候補者の思想や政策の不一致とか考えてないのでまさに烏合の衆そのもの。選挙が終わってから外交や安全保障面の政策でまた内輪もめして、党の見解が纏まらないのが目に見えてますね。