民主、消費増税先送り容認=安倍政権の経済失政強調(時事通信 11月14日)民主党は14日、党本部で幹部会を開き、来年10月の消費税率10%への再引き上げ先送りを容認する方針を決めた。安倍晋三首相の進める経済政策「アベノミクス」で景気は回復しておらず、再増税の環境は整っていないと判断した。 首相は来週、再増税先送りを決断した上で、衆院を解散する方針。民主党としては、先送りの是非を衆院選の争点から外し、安倍政権の経済失政を強調する狙いがある。あらあら、民主党も再増税反対にするんですね。「増税しなきゃアベノミクスの失敗とみなしますよ」とか昨日までは、海江田氏や野田前首相や岡田氏らも「三党合意したのだから増税は当然で反対しない」とまで言っていたのに、世論に再増税反対の声が大きい中、増税賛成で選挙したら流石に勝ち目ないですから反対に転じたんでしょう。空気を呼んで民主党も再増税反対に舵を切るのなら、解散総選挙を行う必要なくなったんじゃないの。共産や社民も再増税には反対だし。(まあ、この党は増税そのものに反対ですけど)増税は法律で決まっていますが、景気判断によって増税を先送りにする改選案を提出して衆参賛成多数で再増税を延期すればいいのですから。もし、これが狙いで解散ムードを作り出していたら凄いとは思いますが、本人の口からまだ一言も「解散します」と言っていない安倍首相が帰国して何を語るかですね。