小渕経産相が辞表提出、首相受理…政治資金問題(読売新聞 10月20日)小渕経産相と松島法相辞任、首相「深くおわび」(読売新聞 10月20日)異例の「ダブル辞任」…首相、早期事態収拾図る(読売新聞 10月20日)第一次安倍内閣では問題発覚した議員を庇いすぎて傷が大きく広がって、松岡農水大臣の自殺まで起きてしまった経験を踏まえて、早期の事態収拾を図ったのは良いのではないでしょうか。早く収集させて山積みの重要な課題を進めていかなければいけませんし。しかし、小渕氏が少子化対策担当大臣の時ではなく、経済産業大臣になってからお金の問題が発覚したのかといえば、より注目を集める大臣になったほうがインパクトが大きく政権に大きなダメージを与えられるからで、小渕氏が需要なポストにつくまで温存してたんでしょうね。まあ、これは結果論ですが、第二次安倍内閣は鉄壁だったのだから内閣改造する必要なかったですよね。しかも「女性が輝く社会」として改造の目玉とした女性閣僚2人の辞任だし。ところで各新聞の政党支持率世論調査を見てみると、団扇追求をしていた時期の調査で、自民党の支持率が落ちている代わりに野党の支持率が軒並み少し上がっているのですが、こっちにしたら団扇に時間を費やしすぎで重要な問題が審議されていないと思うんだけど、野党支持者はそう思わないみたいで、支持者のレベルが低いから野党もレベルが上がらないんでしょうね。この次は民主党が政権時代には絶滅していた「任命責任」が復活して、野党は明日から任命責任の追及に躍起になるみたいですが、野党がエボラや経済対策などで我が国が抱えている危機を本気で考えてくれる日はいつになるのでしょうか・・・。